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−エルヴィンside−
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―ナ「＿＿これで終了だ。」
夕日が出始めた頃、私の部屋の物を憲兵たちが全て運び終わる。
ナ「私物で戻して欲しい物があれば、後で。」
エル「＿＿いや、問題ない。」
私は振り返り、ナイルを見る。
エル「＿＿お前と話したいと思っていた。」
ナ「＿＿思い出話に付き合う気はないぞ。」
エル「つれないな、ナイル。一緒に調査兵団を志した仲だろう。」
私は椅子に座り、マッチの箱を手にする。
エル「＿＿この小さな世界は変わろうとしている。希望か、絶望か...中央は人類の未来を託すに足る存在か否か。
選ぶのは誰だ、誰が選ぶ。
____お前は誰を信じる。」
ナ「＿＿エルヴィン、お前...何をやるつもりだ。」
エル「毎度お馴染みの博打だ。」
私はマッチに火をつけると、それをランプのロウソクに灯す。
―コンコン
ガチャッ
「＿＿紅茶をお持ちしました。」
エル「＿＿Aか、ありがとう。」
すると、Aが部屋に入ってきた。
あ「＿＿医務室の荷物も、全部憲兵団が無事に持って行きました。」
ナ「＿＿そうか。」
あ「＿＿調査が終われば、本当に返してもらえるんですよね。
あれがないと...」
ナ「＿＿嗚呼、調査が終われば必ず返すさ。」
エル「＿＿ナイル、せっかくAも茶を淹れてくれたんだ。話をしよう。
A、君もゆっくりしていけ。」
私がそう言うと、Aは静かに頷き、私たちに紅茶を淹れた。
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紗也(プロフ) - 明日さん» いつも本当にありがとうございます！これからも頑張ります♪ (2018年11月9日 16時) (
レス) id: b1705a050e (このIDを非表示/違反報告)
明日 - これからも応援してます!! (2018年11月5日 15時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
明日 - 続編おめでとうございます! (2018年11月5日 15時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2018年11月5日 10時
