【◇】譲れない思い

思い15 ページ16

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今日も散々だった部活が終わり、片付けていると

またあの2人に呼ばれた。




「A」


「何…？」


「本当にわかばに暴力振るわれてねぇのか？」




倉持くんが問い掛ける。




「振るわれてないよ」


「……」




2人は顔を見合わす。




「本当に言ってんだな？」




御幸くんが眉を潜めながら言う。




「うん…」


「…そうか」



御幸くんがそう言うと、倉持くんと一緒にグラウンドを後にした。




なんで急にそんなこと聞き出したのかな…？




…よくわかんないや。




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