俺、待つから ページ10
金曜の夕方。
千冬が今日は早めに上がっていいって言ってくれて、いつもより早めに帰っている。
ちょうどタケミっちの嫁と会ったので、途中まで一緒に帰っていた。
一虎「えー、うまくいくかなー。」
ヒナ「大丈夫だよ!今はもう女の子たくさんいるなんてないんでしょ?」
一虎「初めてAから金的くらってからは遊んでない!!」
今日は初めてAから誘ってくれたデートの日。
たまたま帰り道に出くわしたタケミっちの嫁と一緒に帰っていた。
タケミっちたちとは家が近いらしい。
そういえばAが引っ越しする前日もタケミっちとヒナちゃんと千冬で俺の家に集まったなー。
あの日はヒナちゃんがきたときに、たまたまAも帰ってきてた気がする。
ヒナ「うまく行ったら四人でデートしようね!」
一虎「うん!約束な!」
そんな話をしながら歩いていると、俺の家の前にAの車が見えた気がした。
その車は、俺たちが近づくと発進し、どこかに行ってしまった。
一虎「とりあえず帰ってシャワーあびたほうがいいかな。」
ヒナ「・・・なにするつもりなの笑。」
一虎「あーはやくかなぁーかな!」
俺の家についたので、ヒナちゃんとは別れ、部屋に戻った。
そして約束の時間。
だがしかし、待てど待てど彼女が来ることはなかった。
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作者名:りこ | 作成日時:2021年8月27日 1時