ただのお遊び ページ9
そして、いよいよその金曜日がやってきた。
A「あとこのメールを送ったら終わりっと。」
その日、できるだけ早く仕事を終わらせようと思い今週はできるだけ早めに仕事を仕上げていた。
A「じゃあ!お先でーす、お疲れ様でしたー!!」
わたしは同僚や上司に挨拶をすませて急いで会社を出て、約束の時間に間に合うように羽宮さんの家まで車を走らせた。
A「ちょっと早く着きすぎたかな・・・」
時計を見ると18時30分。
少し早めについてしまったようだった。
ここで待っとくのもなあ。と思い、車を発進させようとサイドブレーキを解除した時だった。
ふとバックミラーをみると、羽宮さんと知らないかわいらしい女の子が歩いてきているのが見えた。
いや、一度だけみたことあるかも。
私が引っ越しをする前日の日、家に連れ込んでた子だ。
A「・・・え?」
このあとわたしと約束してるのに、他の女の子とデート?
わたしは思わずそんなことを思ってしまった。
いや、あの羽宮さんだもん。
もともといろんな女のことを取っ替え引っ替えするような人。
私もその遊びの一人だったんだ。
あのとき寂しいと思った私がばかみたいだ。
わたしはそのまま車を走らせ、自宅へ帰った。
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作者名:りこ | 作成日時:2021年8月27日 1時