お隣さんは女たらし【羽宮一虎】 (ページ8)

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ドライブデート？ページ8

あのまま車を走らせ、わたしはあるところに向かっていた。

A「ついたけど。」

一虎「・・・え？ってか俺んちじゃん！」

運転中静かだなと思ってたら、羽宮さんは眠っていた。

だからそのまま羽宮さんの家まで車を走らせることにした。

一虎「じゃーあがってく？」

A「いや、片付けあるし。」

一虎「えー。まあいいや。じゃあまたね？」

そう言って彼は車を降りてくれた。

早く帰って欲しいなんて思ってたけど、彼が車から降りるとなぜか寂しくなってしまった。

A「・・・じゃあまた。」

思わず私がそういうと、後ろを向いていた彼が振り返り、車に戻ってきた。

一虎「えー！今初めてまたっていってくれたー！！
ねえ、次いつデートする？あ、それかこのままAんちまで一緒にお片付けする？」

まるで尻尾がついてるかのようなワクワクしてる羽宮さん。

A「え、あ、いや。

・・・じゃあ、今度の金曜日の夜7時。ここまで迎えに来るので家で待っててください。」

気がついたらわたしは日時を指定して羽宮さんとまた会う約束をしてしまっていた。