【実況者】My Life #3 (ページ11)

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そして唇を塞がれ、身体の温度が上昇していく。

私はついて行くので精一杯。

「このまましていい？」

「無理、逆上せる･･･。」

私の一言にパッと動きを止めるキヨくん。

「顔真っ赤じゃん！ごめん、調子に乗り過ぎた。」

「もうダメ･･･。」

「わりい。そうだ、水飲も！」

ぐったりする私を浴槽のふちに座らせて、ペットボトルを一緒に持ってくれる。

だけど何故か上手く飲めず、零れるばかり。

「あ、いい事思い付いた。許してな、Aちゃん。」

「ん･･･！？」

カラカラな唇に水を口移しされる。

反射的に飲み込んだ。

「えろ･･･とか言ってる場合じゃねえな。上がろ。」

ポーッとしたまま、抱き抱えられて浴室を出た。

キヨくんが身体をバスタオルで包んでくれる。

立ってられなくて座り込んでしまった。

「大丈夫か？」

目を閉じながら頷いた。

「立てる？」

と差し出された手を頼りに立ち上がる。

支えられながら歩き、ソファーに倒れ込んだ。

「ちょっと休んでな。」

「うん･･･。」

ほとんど声が出てなかったが、ちゃんと届いたようだ。

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