【おそ松さん】アイスコーヒー【次男】

Fourteenth ページ15

「美味しいディナー、ありがとうございました。」



「こっちこそ、付き合ってくれてありがとう。」




私の誕生日だから連れていってくれたのに、お礼を言われてしまったら申し訳なくなる。




ディナーの後は綺麗な夜景に連れて行ってくれた。


その夜景を眺める。




「綺麗ですね。」



「ああ。」





会話がなくなる。


なにか話そうと口を開きかけた時、カラ松さんがそれを遮った。




「A。」



「は、はい。」



「誕生日プレゼントだが.....。」





カラ松さんがスーツのポケットを探って出てきたものは小さな箱。




この箱の中に私の期待している大きな幸せがあるのかもしれない。





「俺の苗字と、これ。受け取ってくれないか。」




小さな箱の蓋が開いて出てきたのは、光り輝く指輪。




「それって.....私が松野になるってこと、ですか...？」




あまりにも急すぎて頭の回転がおそくなる。



心臓が早くなって、うるさい。




「あぁ、俺と






結婚してください。」





「はい、よろこんで。」





涙があとからあとからポロポロとでてきて止まらない。


思わずカラ松さんに抱きついて泣いた。




これ以上の幸せはないと思った。




______
渚、及川、誕生日おめでとうーー！！

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