とりあえず救済はしたけど自分が闇堕ちしそうな件について【呪術廻戦】 (ページ10)

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影が８ページ10

五条side

「今日は、家の事情で入学が遅れた生徒が
入ってくることになった」

ヤガセンにそう言われて始まった６月。
俺らのクラスに新しくAAと言う奴が
入ってきた。

A家。御三家以上の権力や地位を持つと
言われているお偉いサン。

どうせ、上層部みたいな腐った蜜柑の様な奴だろう
と思っていた。

『よろしくおなしゃーす』

…なんだコイツ？ん？ごめん、もう一回言うぞ。

なんだコイツ！？

顔面偏差値が異様なくらいズバ抜けてやがる。
俺の隣歩いててもおかしくないレベルだ。

実際、硝子も顔面偏差値高いと言っていた。

見た目からして礼儀正しくて細かい奴だろうなと
思っていた。時期が俺にはありました。

『おんめえ、俺の蜜柑ゼリー食いやがったな？』

『夏油の前髪ってド〇ケンとオソロっぽいよねー
私ドラ〇ン推しなんだー』

『硝子、五条のサングラスカチ割らね？』

Are you friendly！？

口悪いし、一人称コロコロ変わるし、特級だし(？)

そしてコイツ、上層部要素が丸でない。
１センチもない。１ミリもない。

…てか、ドラケ〇って誰だ？

とりあえず、そんなことはどうでもいい。

見た目に反してコイツはやばくて面白くて変な奴←

俺達はいつのまにか自然と４人で行動していた。
それくらい、Aは俺達と仲良くなった。

…だから気になった。
コイツが普段、どんな事を考えているのか。
どんな物が好きなのか。どんな男がタイプなのか←

実際、Aはおちゃらけているように見えて
俺達の意見を一番に行動してくれている。

もしかしたら、上層部から俺たちへの監視役
かもしれないからな。

だから、今回で色々聞き出してやる！
ついでに弱みとかも握っておいて、
たまにパシリにしてやろ←

「お前ってさ…」

『…？』

「きのこの山派？たけのこの里派？」

『ポッキー』

「第三勢力来ちまったよ」

『いや！待って…！やっぱ、』

「おう、どっちだ！？」

『アンパ〇マンチョコか…？』

「きのこの山とたけのこの里で聞いてんだけどな？」

と言う感じで色々聞いて分かったことがある。

コイツ、おかしいわ←

結論：上層部とは繋がってなさそう。
　寧ろ上層部アンチだった。

『あ、僕は本当は！』

「なんだ！？」

『ねるねるねるね派だ！』

「チョコですらなくなった」