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送られてきたURLのお店についたが、如何にも高級そうなお店だった。思っていた倍くらい高そうでビビる。
入っていいのかもわからないし今着てる服装で大丈夫だろうかと思った。怖いのでお店のビルの前で笹野さんが来るのを待つ。
｢ごめんなさい！待たせちゃった？｣
目の前に止まったタクシーから降りてきた笹野さんは、思ったよりもラフな服装だった。
｢いえ大丈夫です｣
｢行こっか！お肉食べれる？｣
｢はい、好きです｣
｢よかった｣
そう言ってフワッと笑う笹野さんにドキっとしたのは、思春期だからだろう。軽く巻いてる明るい髪も、同い年の化粧とは違う整えられたしっかりしたメイク、くるんと長いまつ毛…。
｢？どうかした？｣
エレベーターに乗っていると見すぎていたのか不思議そうに声をかけられる。
前回も前々回も、夜道だったため明るいところで見ると本当に綺麗な顔をしてる。
｢あっいや、すみません大丈夫です｣
エレベーターが開くと、焼肉の美味しそうな匂いがした。丁寧にお辞儀をする店員に2人で予約した笹野です。と笹野さんが言うと、また丁寧に個室に通された。
俺が来たことある焼肉屋とは全く違う。凄い高級そうだった。
｢焼肉だったんですね｣
｢そう！ここのお肉美味しいのよ？何飲む？｣
｢あっえーと、烏龍茶で｣
｢あら、ノンアルコール？それじゃ私も烏龍茶にしようかな｣
……まさかこの人、俺が成人してると思ってるのだろうか。
俺そんなに大人っぽかったかな。でも言ってしまったら帰されそうなのでこの場はとりあえず黙っておく。
飲み物とお肉も頼み、乾杯をする。
｢あきらくんに元気付けて貰ってから、会社が結構上手くいってるの！本当にありがとうね｣
｢それは良かったです｣
ふふ、と本当に嬉しそうに笑いながら届いたお肉を焼き始める笹野さん。
年上の余裕を見せてくるかと思いきや普通に無邪気に笑うものだから、びっくりする。
｢焼き加減好みある？｣
｢自分で焼きますよ、ありがとうございます｣
｢そうね、大人数じゃないし自分のお肉は自分でお世話することにしましょうか！｣
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紫月とと - もう一話見た瞬間にグサッと心に突き刺さりました…💘😭 国見ちゃんの大人っぽさがより際立ってて雰囲気だいすきです！！！ 歳の差恋愛系って中々ないので更新楽しみにしてます💭🫶🏻 (2月4日 7時) (
レス) @page13 id: 50a88ed8c5 (このIDを非表示/違反報告)
れい - 好きです！(唐突の告白) 主人公が社会人…余り無いジャンルで面白いです！歳の差、って奴ですよね！そう言うのって時々切ないけどとても好きです！ (1月3日 15時) (レス) @page8 id: e1c5f3df3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢月 | 作成日時：2023年12月20日 13時
