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Aさんが俺の気持ちをわかったのか、送ってって欲しいと言われて、俺とAさんは家を出た
｢はーっ緊張したー｣
｢…結構打ち解けてませんでした？｣
｢がんばったの！あ、ちょっと公園寄らない？｣
Aさんはそう言って初めて出会って、告白した公園を指さした
｢あきらくん急にお風呂いくから、焦っちゃったよもう｣
｢だいぶ仲良くなってたので、つい｣
｢……嫉妬だなー？かわいいやつめ｣
そう言って俺の頭をワシャワシャとしてきた。
まだ完全に乾いていない髪の毛から水滴が飛んだ
｢あきらくんのご両親だもん、仲良くなろうってがんばったのよ、褒めてよね｣
思い返せば来る時は酷くびくついていたのに、対面するや否や大人の対応を見せてきたAさん
あれは余裕ではなくて、付き合うために頑張ったことだったのだろう
そう考えると俺がどれだけガキ臭いことをしたか、最悪すぎる
｢…さっきは、すみません｣
｢違うよ、褒めて？ご褒美ちょうだいよ｣
そう言って俺の手をギュッと握りしめるAさん
顔が近い、ご褒美って……
すべてが未経験の俺もさすがにわかる
｢Aさん、よくできました、ありがとうございます｣
そう言って、初のキスとは違い、優しくAさんの唇に唇をあてた
｢えへ、ありがとっ｣
照れながらも無邪気に笑うAさん
この人の隣にいても、恥ずかしくない男になろう、そう決めた
｢あ！！！！あきらくん｣
｢えっどうしたんですか｣
急に大きな声を出すAさん
もしかしたら少し酔ってるかもしれない、ていうかあまり強くないかも
｢今度あきらくんのバレーの試合みにいきたいなあ？日程おしえて｣
｢うわいつだったっけ…すみません、家帰ってからメールします｣
｢ん！｣
まさかの、試合に応援に来てくれるのか
それはかなり燃える
｢あ、来週月曜日の放課後とかあいてたりする？｣
｢月曜日、うちの部活確でオフなんであいてます｣
｢お！！美味しそうなカフェ見つけてねぇ、行かない？｣
そう言ってスマホの画面を見せてくる。
美味しそう、塩キャラメルケーキだ。いきたい
｢行きたいです｣
｢よおし！デートだね｣
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紫月とと - もう一話見た瞬間にグサッと心に突き刺さりました…💘😭 国見ちゃんの大人っぽさがより際立ってて雰囲気だいすきです！！！ 歳の差恋愛系って中々ないので更新楽しみにしてます💭🫶🏻 (2月4日 7時) (
レス) @page13 id: 50a88ed8c5 (このIDを非表示/違反報告)
れい - 好きです！(唐突の告白) 主人公が社会人…余り無いジャンルで面白いです！歳の差、って奴ですよね！そう言うのって時々切ないけどとても好きです！ (1月3日 15時) (レス) @page8 id: e1c5f3df3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢月 | 作成日時：2023年12月20日 13時
