黄緑担当です。7

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「さあここがアニメイトか！」


無事にアニメイトに辿り着いた8人。

「すとねくはどこに売ってるんだ？」
とさとみはCDを探している。

「こういうのって大抵
すぐに見付かるよねー」と

さとみの言葉にきみは
そんなことを呟いていた。


「あそこだ！いこう！」


「まてまてまて！」


すとねくを見付けて、
取りに行こうとするジェルだが、

遠井に止められて、
少し離れた場所へと連れていかれる。


「ん？」


「一応あんたたちジャケットの
イラストなのよ？

そのまま買いに行ったら
お客さんにばれて大騒ぎになるわよ？」


遠井のあまりの正論に

「それはまずいな」と
るぅとは呟く。

「どうする？」と莉犬は
皆に聞いてみる。


「変装してこっそり買いに行こう！」


「それしかないな」


「俺がいこう」と
一人で行く宣言をするななもり。

そんなななもり。に
ころんは「なーくんがんばれ！」

と応援している様子だった。


「変装といったらサングラス！
じゃあいってくる！」


「なーくんふぁいとー」


そう言って、サングラスを
掛けながらすとねくへ向かうななもり。

このまま行ける。

…と思いきや。


「ん、あれなーくんじゃね」


「「なーくんカムバーック！」」


すぐに客にバレてしまい、
ジェルときみは声を揃えて

ななもり。に小声でそう伝える。


「なんでバレたんだよ…！」


「サングラスで逆にななもり感
増しちゃったな」


悔しそうにしているななもり。に

「流石なーくんだね」と
きみはななもり。にそう言ってた。

「きみくんそれ
フォローになってないよ」

とそんなきみに対して
遠井はすぐにツッコんだ。


「よし次は俺ときみくんが行こう！

ようは顔が見えなきゃ
いいんだろ？」


「そうね」


「逆立ちでいく！」


少し気まずい空気になって、
きみはジェルの発言に

「本気？」と溢していた。

きみの言葉も虚しく、

「逆立ちで行くぞ！」と
ジェルに引っ張られていった。


そして逆立ちですとねくへ
向かうきみとジェル。


「ママ、変な人たちいるー」


「見ちゃだめよ」


「「きみジェルカムバーック！」」


周囲の目というものがあってか、

変な人として扱われた
きみとジェルに

さとみところんは小声で
二人に指示を出した。


「なぜばれた…」


「いやバレてねえよ
不審者と思われただけだよ」


「俺一番の被害者じゃん」

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