◎ ページ24
*
「……はぁ、おぇ」
「はい、塩と水混ぜたから
これでうがいして」
頷きながら、さとみくんが持ってる
食塩水の入ったコップを貰う。
それでうがいをする。
「……よし」
「ごめん、ありがとう」
口元を拭って、
さとみくんにコップを渡す。
…なに渡してんだ。
さとみくんもさとみくんで
ちゃっかり受け取ってるし。
「…傷結構酷いな……」
「でも俺喧嘩勝ったよ」
「そういう問題じゃねえから」
苦笑いしながらも、
俺の腕を無理矢理引っ張って
リビングに向かう。
リビングに行くと、
もう既に寝ている四人。
毛布とかも掛けてある。
……その掛けたなーくん本人も
疲れたのか寝ている。
起こさないようにしなきゃ。
「ほら、座って」
「おん」
と言っても、消毒をして
絆創膏を貼るだけ。
…これもさとみくんの優しさだよね。
と思うと自然とにやけてくる。
「…どした?」
「ははっ、何でもない」
キョトンと俺を見るさとみくんに
俺は笑いながら誤魔化す。
数分ぐらい経って、
ようやく終わって
「ありがとー」とお礼を言う。
さとみくんはふっと笑いながら
「どういたしまして」と返す。
「それじゃあ…呑むか」
「え、今から?」
まだ飲む気でいるさとみくん。
もう時計を見ると、
もうすぐ0時30分を回りそうだ。
「お前飲んでねえだろ?
一緒に呑もうぜ」
と言って、
俺が買ってきた酒を片手に
ニヤリと笑うさとみくん。
「分かったよ
だけど、俺吐いたばっかだし、
ほどほどにしろよ?」
「分かってるってw」
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ねこねこさん!
リクエストありがとうございました!
もし、お気に召さなければ
言ってください…!
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びたー(プロフ) - 青塩さん» いえいえ!イラスト描いてくれるだけでも凄く嬉しいです!ありがとうございます! (2020年9月28日 21時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
青塩(プロフ) - 下手でいいのなら全然出して頂いて大丈夫ですよ! (2020年9月28日 0時) (レス) id: ab09b0c815 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - 青塩さん» こちらこそ!イラストありがとうございます!出せたら言ってくれると、とても助かります……! (2020年9月27日 23時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
青塩(プロフ) - わざわざ調べてくれてありがとうございます!!自分がイラストを出せばいいんですね! (2020年9月27日 22時) (レス) id: ab09b0c815 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - 青塩さん» あ、因みに今ある相手が描いたイラストを載せれているのは、イラスト集で描いてくれ、その画像を保存して自分の小説に出しているからです!(ちゃんと本人からも許可を得ての行動です!)(←分かりにくかったらごめんなさい…)自分もあまり分からないのです… (2020年9月27日 21時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2020年9月14日 23時