○ ページ16
*
綺麗に並べてあるのを見て
ななもり。は「おっけー！」と言う。
「流石だねー」ときみも
感心してそんなことを言っていた。
しかし、遠井は
「いやいやいやいや」と
ツッコミをしているが、
さとみは次のパーツへと取り掛かる。
「これだ！」
「いやだからさっきの
ころんのパーツどこいった？」
全く違うパーツに対して
遠井は言っているようだが、
さとみには聞こえてないのか
「ここだ！」と言って
取ったパーツを並べる。
「もっと上！」とななもり。が
指示をすると、さとみは
指示通りに「ここか！」と
言って鼻の位置を上にした。
「おっけー！
さあ最後は口だよ！」
「よし、これか！」
「もう口でも無くなったよ」
さとみが取り出したのは
まさかのバナナ。
「ここかな？」と言って
バナナを口の辺りに置くと
るぅとは「完璧だ！」と
感心している様子だった。
「完成したか！」
と言って出来上がったのは、
最早ころんの顔ではない
別の誰かの顔となっていた。
「すごいよさとみくん！」と
ななもり。はさとみを褒めていて
「かっちょいいかっちょいい」と
きみも感心していた。
「さとみくんすごいねー似てるよ！」
「鏡見たことあるかお前？」
「せっかくだし顔につけてみた！」と
ころんは先程完成した
福笑いを顔に貼り付ける。
そして、空気はまたシーンとなる。
「そういや凧あげとかも
してみたいなー」
莉犬がそう呟くと、
「わかる！」とななもり。は
莉犬の意見に共感をしている。
「道具ない？」とジェルが
聞いてみても、
「ないねー」とさとみや
「Nothing」ときみは
道具を持っていないと否定する。
「この僕の福笑い使おうよ！」
空のてっぺんには
ころんの福笑いが載っている
凧が上げられていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
びたー(プロフ) - 青塩さん» いえいえ！イラスト描いてくれるだけでも凄く嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年9月28日 21時) (
レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
青塩(プロフ) - 下手でいいのなら全然出して頂いて大丈夫ですよ！ (2020年9月28日 0時) (レス) id: ab09b0c815 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - 青塩さん» こちらこそ！イラストありがとうございます！出せたら言ってくれると、とても助かります……！ (2020年9月27日 23時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
青塩(プロフ) - わざわざ調べてくれてありがとうございます！！自分がイラストを出せばいいんですね！ (2020年9月27日 22時) (レス) id: ab09b0c815 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - 青塩さん» あ、因みに今ある相手が描いたイラストを載せれているのは、イラスト集で描いてくれ、その画像を保存して自分の小説に出しているからです！(ちゃんと本人からも許可を得ての行動です！)(←分かりにくかったらごめんなさい…)自分もあまり分からないのです… (2020年9月27日 21時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：びた一 x他1人 | 作成日時：2020年9月14日 23時
