約束「そらる」 (ページ38)

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約束27 ページ38

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

貴『ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯいつも通り…いつも通り…よし』

いつも通りになるようにとりあえず、念じてみる

...意味はないかもしれないけど

そらるside

そ『多分ここだよね』

にゃー

住所と照らし合わせて着いた一軒家

ついてきた猫は合ってると言うかのようににゃーと鳴く

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

チャイムを鳴らしてみると、はーいと大きい声がして

少し経ち扉が開いた

貴「そらるさんいらっしゃい！ｺﾎｯ…どうぞ入ってください！」

少し顔を赤らめて、マスク姿の彼女がいた

そ『お邪魔します。...Aなんか大丈夫？』

そう聞くと、彼女は目を見開き笑い返事をした

貴「あはは...大丈夫ですよ

ほら早く中入ちゃってください！」

そ『ならいいけど...』

オレの気のせいだったのかな？

まあ、とりあえずなか入らせてもらうか...

Aはオレが中に入るとガチャりと扉を閉めて

リビングまで案内してくれた

心なしかふらふらと歩いてる気がした

貴女side

...いくらなんでもそらるさん勘良過ぎない？

私そんなバレやすいかな？

マスクしてるから、分かりにくいと思うのに...

そんなことを思いつつリビングまで案内する

貴『飲み物持ってきますけど、お茶とレモンティーどっちがいいですか？』

そ「んーお茶でw」

了解ですって言って私は冷蔵庫に向かう

入れ終わったのでそらるさんの前にお茶の入ったコップを置く

貴『どーぞ！』

そ「ありがと...さて、決めますか」

貴『はい！何か案ってありますか？私全然思いつかなかったのですが...』

少しそらるさんの顔が暗くなる

私なにかしたかな...

そ「敬語...どんどん固くなってる」

貴『へ…あっ！ほんとだ...ごめんなさi((そ「敬語」ごめん直すね！』

そう言うと、満足したかのように顔を少し明るくして

じゃあ、決めよっかって私に言った

～数分後～

貴『...じゃあゴーストストレイトにしよ！』

そ「えっ...あれって一人で歌う曲じゃないの？」

貴『そう…だけど…デュエット曲って

恋愛モノ多くないですか？』

かれこれ意見を何個も出すが

あれでもないこれでもないと言って

決められず時間は過ぎていく

そ「まあ、多いけど脳漿とかあるじゃん」

貴『脳漿か...今更感ないかな？』

そ「いや…もういっその事脳漿でいいじゃね？w」

貴『そう…ですねw』

そらるさんは最終的に面倒くさくなったのかな？

でも視界がボヤ付きやばいと思ったからか、

そらるさんの言葉に乗っかった