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約束26 ページ37

そらるさんがピンポン押す少し前の話


そらるside

早くつきすぎた...

さすがに30分前に押しかけるのは悪いな...

そう思ったオレは彼女の家の近くにあった公園で時間を潰すことにした


近くにあったベンチに座る

公園には小学生ぐらいの子達が元気よく遊んでる


若いな...


そんなジジくさい事を考え目を細めてると、

髪が短い女の子?と思う子がこっちにやって来た


少女「ねえねえ、おじさん!」


おじさんって...

もうこの子から見るとオレはおじさんなのか...

おじさんと言われ少し心が痛みつつ返事をする


そ『どうしたの?』

少女「どうして一人なの?」

そ『ちょっと約束の時間より早くついたからかな?

君はどうして、一人でいるの?』

少し疑問に思ったことを言葉にする


周りにいっぱい子供たちがいるのに

何故オレのところに来たのだろうか?


少女「うーん...ボクのお友達はここに居ないから!」

そ『そっかー...じゃあ、オレと何か話す?』

ちょうど暇だったってこともあり提案してみると、


少女「うん!おじさんと話したい!!」


すっごく食いついてきた

やばっ...めっちゃ目がキラキラしてるw


少女は俺の隣にちょこんと座る


そ『なに話そっか?』

少女「うーん...おじさんは何を約束してたの?」


そ『オレか...うーんとね、一つ下の子とね遊ぶ?約束してたんだけど、

張り切りすぎちゃったんだよねw』

少女「そうなんだーうーん...そうだ!おじさんに僕のお友達見せてあげる!」


そう言って少女は走っていく

少女「おじさん!早くー!!」

そ『えっ...ちょっ』

オレは驚きつつ、少女の後について行った



しばらくして、草むらの前で少女が止まった

少女「この子だよ!この子が僕のお友達!!」


そう言って俺に草むらの中を見せてくる

そ『猫?』

そこには、黒猫がいた

少女「どう?可愛いでしょ!」

可愛いというより


そ『うん、綺麗な子だね』


綺麗という言葉がピッタリだった

そう言ってみると、少女が慌てだす

ほんと、落ち着きのない子だなw


少女「わわ!おじさん!私帰らないと!

またね!」

そ『うん またね!』

そう言ってみる

オレはあの子の名前を知らない

けれどまた会える気がした


...なんとなくだけど


少女はオレに手を振りながら走っていった


そ『さて、俺もそろそろ行きますか』


そう言い、歩き出すと猫も後ろをついてきた

オレはビックリしつつ

でもそのまま彼女の家に向かうことにした

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作者名:妄想駄作者 ゆう | 作成日時:2017年2月5日 19時

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