約束18 ページ26
そらるside
彼女が俺の胸に顔を当てて泣き始めてからどれ位たっただろう?
貴「あはは...みっともないですねwありがとうございます」
そ『...っ大丈夫いつでも話聞くから...ね?』
Aは俺の方に顔を向け、小さく笑う
目は赤くなっててでもニコッと笑う彼女に
ついついドキッとしてしまう
俺もできる限り笑った
多分普段笑わない俺の顔はぎこちなかったと思う
貴「(((ボソ そらるさんで良かった」
彼女は小さな声を漏らす
貴「そらるさん」
そ『...ん?なに』
貴「そらるさんは運命って言葉を信じますか?
私は信じてくないですよ
運命って神様が決めてたことになるでしょ?
だから自分が決めたものじゃないみたいで嫌なんです
なんで運命ってあるんでしょう?」
そ『どうなんだろうね...俺も嫌いだけど、でも
今はお前にあったのが運命ってやつなのなら俺は
運命ってのもいいものだと思うよ..』
声が小さくなる何言ってだろ俺恥ずい
貴「..えっ!そうか…な?」
そ『もう!そうなの!!』
もうどうにもなれ!って思い俺は声を出す
貴「そう..かもね」
彼女はまたニコって笑った
今度は夕日に照らされて
貴「夕日か..眩しい
そらるさんのさっきの呪いはね
もう消えちゃってるから安心してね」
呪いか..ですから.やっぱり俺呪い持ちだったんだ
貴「でも、変わりに僕の呪いを受け取ってしまったから
でも、大丈夫ですか!全部終わったら僕の存在すらも忘れて、
殺したっていう気持ちは残らないから...ね!」
そ『..嫌だ』
あってまだ一日も経ってないでも何故かAには惹かれる気持ちがあって
何故だか嫌という気持ちが心に浮かぶ
貴「でもそれじゃあ..そらるさんh((嫌だよ ねえ約束しよ?
Aを忘れない様にまた会おうって今度は幸せになろうって」
貴「本当にそれでいいのっ..?それをしてしまえば貴方h(別に構わない!」
俺は彼女の諦めきれないような思いを切るため言葉を遮る
そ『別に構わないよ..それをする事によってお前を忘れなくって済むんだから...!』
彼女は俺を見て笑う
今まで見てきた中で一番素敵な笑顔だった
貴「じゃあ約束..いずれあなたと会えるためのっ..約束」
小指をまたお互いに絡ませる
貴「約束げんまんってねw」
今度はキラキラ輝く光が俺たちを包んだ
視界がぼやける 彼女は口を開く
なんて言ってるの?
俺には聞こえないよ…ねえ
ーーーーー
夢前世編終了!
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作者名:妄想駄作者 ゆう | 作成日時:2017年2月5日 19時