クールビューティは知っている

探偵チームkz、美門と対面 ページ13

立花「翼、まさかあの時言ってた塾って秀明のことだったの？」

美門「そうだよ。まさかアーヤと同じ塾だったなんて、思いもしなかった。アーヤって教室どこ？」

立花「三谷Cだ。翼は？」

美門「俺も三谷Cだよ。同じだね！」

まじで同じ塾なんだ。すげー、奇跡じゃん。

黒木「立花、そいつ誰？それと、「アーヤ」ってどういうこと？(黒笑)」

なんか黒木から、凄い黒いオーラが見えんだけど。

立花「えっと、こいつは美門 翼。私の中学校に転校してきた奴。「アーヤ」っていうのは、翼が勝手につけた、私のニックネーム。分かった？」

黒木「へー、じゃあ俺もアーヤって呼んでいい？」

いや、呼び方とかどうでもよくね？

立花「別にいいけど。」

若武「俺を空気にするな！俺もアーヤって呼ぶ！いいよな？！」

うるさい……呼び方とかどうでもいい。

小塚「僕もアーヤって呼ぶね……」

小塚は遠慮して、優しいな。

どっかのチビとは大違い。

上杉「俺は、今まで通りで。」

うん。普通。

美門「アーヤってナイト多いね。」

ナイトって？まあいいや。

美門「てか、これなんの集まり？」

立花「えーと、趣味の集まりかな？私たち、探偵チームやってんだ。翼も入る？世界観変わるよ。」

美門「まじ？それなら入ろうかな？」

立花「じゃあ決定な。」

若武「おい！アーヤ、勝手に進めるな！」

ごめん、ごめん。

でも、決定したから。

立花「別に翼入れてもよくね？ちゃんと特技あるよ？」

黒木「何が得意なの？」

美門「俺、鼻がいいんだ。例えるなら犬。」

立花「なあ、いいだろ？入れても。」

若武「だめだ！」

なんで？！よくね？

若武「そいつ、俺にヒップホップ勝って、一位を奪った奴だからだ！」

は？そんなことかよ。

最終手段を使おう。

立花「じゃあ、私がkzから抜ける。」

若武「は？嘘だろ？！分かった、分かった。美門入れるから抜けないでくれ！」

よろしい。なんか抜けようとすると、どんな手段を使おうと引き戻しにくる。

なぜだろうか？まあ、そのうち分かるか。

立花「良かったな。翼。これで、お前はkzだ。」

美門「アーヤ最強だね。これからよろしく。」

よろしくな。最強ってどういうことだ？

今日は美門が探偵チームkzに入ってきて終了。

帰ろうとした時、黒木に声をかけられた。

そうしたら、人目のつきにくい場所に連れてこられた。

立花「なんか話か？」

黒木「あぁ、どうしてアーヤがあそこまで美門に構うのか知りたくてね。」

さっきの続き→←さっきの続き

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す