私の魔法は知っている (ページ8)

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戦いとは？ページ8

そんなこんなで、自己紹介は終わった。

先生「よし！せっかく新しい奴が入ってくれたから、試しに戦ってみるか！」

え？！無理！

怪我したくないし、させたくない！

そう思い、身震いすると翔がコソッと教えてくれた。

戦うと言っても、全く痛みや怪我はないらしい。

最近は、戦いを始める際に見えないバリアを張るよう。

体の周りに見えないバリアのようなものを張って、そのバリアは攻撃するとヒビが入る。

そのバリアが先に割れた方が負け。

おぉ、最近は進化してるな。

これで、傷つけずにすむ。

良かった～～。

先生「2人1組を作れ。」

そんなこんなで出来たペア。

1組目は、上杉君&黒木君。

2組目は、小塚君&美門君。

3組目は、七鬼君&若武君。

4組目は、私&翔。

うーん、私と翔のペアって最強だと思うんだけど……

立花「先生、私、1人で戦います。砂原君も1人で戦うそうです。」

翔の許可は取ってないけど、私たちのペアが強すぎるということを察してくれたようだ。

先生「おい、確かにお前たちが強いのは知ってるが、あいつらも結構強いぞ？」

砂原「大丈夫です。絶対負けませんから。」

翔は挑発するような笑みを浮かべた。

先生「いいだろう。1人で戦うことを認める。」

先生もいたずらっ子のように笑った。

楽しくなりそう。

１回戦目は、上杉君ペアVS七鬼君ペア。

なんか、若武君と七鬼君の息が合わなかったため、上杉君ペアが勝った。

２回戦目は、小塚君ペアVS翔。

流石翔。

余裕で翔が勝った。

３回戦目は、七鬼君ペアVS私。

よし！頑張ろう！

若武「これは絶対勝てるな！」

む！何を根拠に！

若武「だって、お前、回復魔法しか使えないんだろ？」

あ、自己紹介で言うの忘れてた。

召喚魔法が使えること。

まあいっか。

七鬼「若武、分かんないぜ？いつ負けるか。油断させといて、何か切り札になるようなものを隠し待ってるかもしれない。」

あ、大丈夫だよ。

言うの忘れてただけだから。

若武「大丈夫だって！何よりあいつ女じゃん。」

ん？女だから弱いの？

その根性叩き直してやる！

七鬼「なんか立花から、すっげぇオーラが見えるんだけど。」

若武「そんなの見えないぜ？」

ふっふっふ、覚悟！

こいつに君付けなんていらない！

若武、私を怒らせた罪は大きいんだからね！

先生「では、勝負スタート！」

先生の合図で戦いが始まる。

さてと、行きますか！