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安吾 「Aさんの事は全て聞いています。脱走しようとしたなんて、一体何考えているんですか。僕に相談してくだされば。・・・そしたらあなたを守れるのに。ボソッ」
A 『抜けようとした安吾に言われたくない。それと一番最後の事は何て言ったの?』
うぐっ。と安吾のうめき声が聞こえて、Aさんには関係ないです。と、呟かれた。
いや、心臓の音がうるさくて聞こえなかったのだよ。
A 『安吾はね、今マフィアと特務課両立してるから大変だと思うけど、もし最終的な選択を迫られても、どっちについてもいいよ。無理しないで、ボクみたいに自由気ままに生きてよ。』
因みに!ボクの座右の銘は「自由気ままに」だよ。
あと、兄ちゃんにお姫様抱っこというものをされているので、早くおりたい。
織田作「ところで太宰、そろそろ疲れただろう。家の中を案内してくれ。安吾も間取りはわかるのか?」
織田作、なんかありがとう!その他の方々も、空気にしてしまってすみません。
太宰 「ふふ。私はまだ大丈夫だけど、この外にいる状況はAにとって大変だからね。入ろうか。」
ジイド「サカグチ、期待している。」
ジイドさーん?心の声が駄々洩れですよー。一か月ほど、この家で乃公は生きていけるのだろうか。って、考えないでください。
安吾 「僕にあまり期待しないでくださいね。太宰君の部屋は五階、Aさんの部屋も五階だったハズです。エレベーターで上がったほうが早いでしょう。」
いえーい!エレベーター!
ジイド「エレベーター?それはもうマンションだろう。」
A 『エスカレーターだと思う。』
確か。
太宰 「エスカレーターとエレべーターは違うよ。家の仲はエレベーターで、動く階段がエスカレーターだよ。」
織田作「それなら箱がエレベーターか。勉強になった。」
へー。そんな違いがあったんだ。
安吾 「ジイドさん、金槌持ってます?」
ジイド「すまん、銃だけだ。」
いつの日か聞いたことのある会話を耳にしながら、
A 『洗剤なら家にあるよ。お皿がキュッキュなるやつ。』
除菌ができーる、ジョ,,,。違った。
太宰 「番号は何だっけ?」
どうやら、玄関の前に来たらしく、暗証番号を聞いているようだ。
A 『今年は「2215」だよ。』
兄ちゃんの22、ボクの15。理由は設定を見ている人はわかる!
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脱走とは、そんなに悪い事ですか?【文スト】
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「 」 - お判りいただけてうれしいです。そうなんです、ところどころに歌詞が入っていたり、歌詞に似た言葉が入っていたり...。暇があったなら探してみるのもいいかもしれません。 (2019年12月11日 15時) (レス) id: 43b82fbd6e (このIDを非表示/違反報告)
しり - 誰かの心臓になれたなら、ですよね!歌詞が入ってます! (2019年12月11日 1時) (レス) id: b21ae34836 (このIDを非表示/違反報告)
「 」 - まゆさん» コメントをいただき、ありがとうございます。時間があまり無いので、更新が遅いですが、出来る限り頑張っていきます。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: d2a4aee116 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年9月27日 13時) (レス) id: b085d94187 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年8月14日 12時