＊ ページ4
.
「はい」
そんな事を考えながらうっとりしてると
後ろから声が聞こえて、ふわりといい香りがした。
「な………、────に、これっ？」
振り返ると目の前いっぱいに広がった色とりどりの花。
その花束で自分の顔を隠しながら、私に押し付けてきた。
「えっ、ちょっ、ほんとなに？！」
「あげる。」
「へ？」
「Aの為に選んできました〜」
恥ずかしさを誤魔化すためなのか
早く受け取れよ、ってぐいぐい押し付けられて
お花のいい香りでいっぱいになった。
「……私にくれるの？」
「花屋行ったついでだからな、ついで。」
「……今日私たちの記念日だよね？」
「そうだっけ？」
唇を尖らせて可愛くとぼけてるみっくんだけど
花束の真ん中にあるお花が、みっくんの気持ちを表してるようで嬉しくなった。
「私、こう見えてもちょっと花言葉知ってるんだからねっ」
「えっ？！」
このお花のラインナップからして、きっと彼女に送る花束っていうのをリクエストして
花屋さんに作ってもらったんだろうな〜。
それとも作詞の天才宏光様だから
花言葉なんて自分で知ってて、宏光様チョイスかな〜。
なんて、どっちにしても恥ずかしそうに注文するみっくんを想像するだけで
嬉しくて心が暖かくなった。
「いや、でもまだ花言葉確かじゃないから後でググってみよ〜っと」
「やめろ、ググんな」
「ふふふ、ありがとう」
「……どういたしまして」
そのあとこっそりググッた花たちの花言葉は愛に溢れていて
実は重いみっくんの気持ちを痛いほど受け取れて幸せな夜でした。
───Fin.
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はちみつ(プロフ) - くまのこさん» 藤北協力プレイ…！楽しそう！まさかのあの藤北が私(阿部ちゃん)の為に協力してくれるなんて…！たまんなーい！(妄想)どうしよう、本気で書きたくなってきちゃったじゃないですか(爆)太ちゃんとの別れは可哀想すぎるんでそれでいきたいです！ワクワクしてきました〜♪ (2019年7月21日 7時) (
レス) id: 396922a86c (このIDを非表示/違反報告)
くまのこ(プロフ) - はちみつさん» だって阿部ちゃんの取り合いしてる藤北様、私の中でナンバーワンなんですもん…ヒィッ、太ちゃんとの別れ……ヴッ(号泣)(でもそういうの好きですアリです一旦死にますけど！)心の準備はしておきますね…新たな敵を迎えて藤北協力プレイとかも見てみたいです？(何の協力) (2019年7月19日 23時) (レス) id: 9fffa79d91 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - くまのこさん» なんと…！くまのこさんが続編を望んでくださるなんて…！めちゃくちゃ嬉しいんですけど！私も阿部ちゃん書くの好きなんで続編を書きたいとライブの度にウズつくんです…(病気)その際は太ちゃんと一回別れてもいいですかね？(爆)色々と今後のお話を是非練りましょう。笑 (2019年7月19日 23時) (レス) id: 396922a86c (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - エムアイケーユーさん» わー！阿部ちゃんを覚えててくださるかたがここにも！嬉しい〜私もライブがある度に阿部ちゃん書きたくなるので書くの好きなんです。笑 だからそう言っていただけて感無量です^^*移行もひっそりとしましたのでまた宜しければ遊びにいらしてくださいね〜♪ (2019年7月19日 23時) (レス) id: 396922a86c (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - ゆなさん» ゆなさん！凄いです！それなんです！やっぱり自分と置き換えなきゃ分からないですよね！だから北山さんと飲みに行かせ気持ちを分かってもらいました。笑 嬉しい、そこ分かってくださるなんて凄く感動してます。笑 移行しましたので、またよろしくお願いします^^* (2019年7月19日 23時) (レス) id: 396922a86c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつみゆ
| 作成日時：2019年6月12日 19時
