なにそれかわいい。

✳︎ ページ10

その後
スマホに 話しやすくなるし連絡先交換しよ？

と 棘くんが打ってくれて

二つ返事で交換した。



連絡先に入った
狗巻棘
の文字に思わずにこーーっとしてしまう。






…タピオカカフェラテに口をつけ…たい…けど…恥ずかしい…ってしている間に真希ちゃんとパンダの元についた。





真希「お、ゆきも帰ってきた」


パンダ「お、はやかったなあ」



ゆき「ひょえ…」



2人が組み手をしており
かっこいー…と思わず感嘆の声をもらしてしまうくらいの俊敏さに

私はこの人たちについていけるのだろうか…とゴクリと息をのんだ。






五条の用はなんだったんだ？またどうせめんどくさいことだろ？

という真希ちゃんに やっぱ五条先生ってそういう立ち位置だよねと思い笑いながら先程説明されたことを3人にも話した。


ゆき「あ、だから棘くんにも協力してもらいたいんだ、いいかなあ？」


話の流れで今が1番頼みやすい！と流れそのままに頼むと しゃけ！ まかしとけ！って感じにガッツポーズで返してくれた。


え。かわいい←



真希「ふーん…じゃあちょうどいいや、さっき少し擦りむいたんだ
こんくらいならほっとくんだけど
練習になるんなら後で一緒に家入先生のとこ行こうか」


ゆき「さっそく！やった！がんばるね！」

まだ私が術式を使っているとこも見ていないのに練習台を買って出る優しい真希に思わず抱きついた。

そんな私に優しい笑みを向けてがしがしっと真希ちゃんが頭を撫でてくれた。

ゆき「えっ、なにそのイケメンな撫で方…好き」

こうがしがしっと乱暴なようで 髪は乱れない
向けられた目は優しくて…
なにそのイケメンは撫で方！！！！！
惚れちゃうよ！！！←


パンダ「ゆきってそっちなの？」


ゆき「そっちって？」


キョトンとする私を見て真希ちゃんもパンダは目を見合わせ
気にしなくていいと言うふうに棘くんが すじこ〜と言いながら頭をぽんぽんしてくれた




…そっち？
どっち？？

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