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午前は座学、午後は体術。
棘くんは急遽任務に行ったと聞き
じゃあ今日は会えないのか、と寂しくなったのと同時に
昨日の棘くんの行動の理由が どれだけ考えてもわからなくて
どんな顔で会ったらいいのかわからなかったから
少しだけほっとしてしまっている自分もいた。
真希「ゆきは一般家庭で育ったんだろ?」
ウォーミングアップにランニングしていると
いつもなら私よりはやいペースでいく真希ちゃんが隣に並走して話しかけてきた。
「うん、一般。超平々凡々家庭。」
「にしては知識とかもある程度は入ってるよな」
あー…うん…
「ただでさえみんなより遅れてるのに
知識すらないとか笑えないから…めっっちゃガリ勉してんの」
でも教科書丸暗記してるだけ。
たぶん実戦ではまったく役に立たないんだろうなあ…
苦笑いしながら答えた。
「体力も初日なんて比べ物にならないくらいついてきてるし」
それでも真希ちゃんのランニングにはまだまだついてけないけどね…
「毎日朝夜ランニングと筋トレしてるから!
身についてきた??」
ちからこぶをつくってほめる?ほめる?とにひーっと笑って真希ちゃんを見た。
ふっ と微笑んで
頭を強めにぽんぽんっと撫でてくれた。
えっ!!、
ま、真希ちゃんがデレた!!!!
褒められたー!!!わーーい!!!!
なんて言って調子に乗ってペースあげちゃって
始める前からバテて芝生に転がる私に
調子にのんなよ と呆れた声をかけつつ
真希ちゃんが私の横にスポドリを置いてくれた。
うーん、しまらない。
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きむち - きゃぁぁぁ最高すぎます!更新頑張ってください^_^ (2022年2月25日 23時) (レス) @page37 id: fe9aceab05 (このIDを非表示/違反報告)
かさ - オリジナル表示になってますよ〜!これからも更新頑張ってください!! (2022年2月9日 12時) (レス) @page7 id: eca0b2c96c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かるぱす | 作成日時:2022年1月23日 18時