【ナルちゃん】Part4 ページ6
貴方視点
『……ひっぐ……』
真緒「あ〜、泣くな泣くな。俺が泣かしたみたいだろ〜?」
凛月「みんな〜ま〜くんがA泣かした〜」
真緒「り〜っちゃん?」
そんな怒らないでよ、ま〜くん。
っと、近くで彼らが仲良く話す声が聞こえる。
そんな中、私は情けなく泣いていていた。
何故なら彼らに昨日のこと等を全て話した際、堪らなくなって泣いてしまったのである。
『うぅッ!だって、月永先輩が……っ!!』
真緒「あ〜、もう泣くなよ〜」
真緒くんにしがみついて、優しい香りを求めた。そのまま、私の頭に手を置いて撫でる。私を励ましてくれるのだ。
凛月「でもなんで泣いてるの?それだけ聞くとさ、泣く要素見つからないんだけど」
『だって……!』
真緒「ん?」
『告白して振られたと思ったのに、チャンス与えてくれたんだよ!?なのに私何もやってないし、今日なんか朝から会って微笑まれたんだよ!?イケメンスマイルだよ!?普通の女子なんて1発だよ!?音楽室なんて2人だけだもん!心臓バクバクしてさー!どれだけ月永先輩がかっこいいと思ってるの〜!!!』
私は、顔に手を覆い隠して身悶える。
途端にまた赤くなってしまって、私相当乙女だなっと思った。
真緒「つまり、惚気って奴か〜。乙女だな、お前も。」
凛月「真っ赤になって、か〜んわいいじゃん」
『からかわないでください!』
私だって照れたくて照れてるわけじゃない…。
かっこいい月永先輩が悪いんだ!そうだ!
「でもこれだと王さまを落とすどころか、ずっと落とされちゃって、何も発展しないわよ〜?」
『そうだけど……ん?
ナルちゃん!!!』
嵐「あらあら?今日は甘えたさんなのね〜♪可愛い女の子は世界の宝石よねぇ〜!」
やっと来てくれました。
自称おねぇの、乙女ナルちゃんが!
【ナルちゃん】
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shiro - レオの優しさに感動してしてまいましたありがとうございました。コロナウイルスなどにならないでください。 (2020年3月24日 15時) (レス) id: a2ed73a7a3 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 完結おめでとうございます!ずっと楽しみに読んでました!続編出してほしいなぁと思います! (2018年4月13日 17時) (レス) id: 38c9e68d17 (このIDを非表示/違反報告)
*スバルと大吉推しのアヤ*(プロフ) - ほたるさん» ありがとうございます!そう言って頂けて光栄です! (2018年4月12日 22時) (レス) id: bcd155a382 (このIDを非表示/違反報告)
*スバルと大吉推しのアヤ*(プロフ) - ナツさん» ありがとうございます!叫んでたんですねw続編は、様子見してからですね!本当にありがとうございます! (2018年4月12日 22時) (レス) id: bcd155a382 (このIDを非表示/違反報告)
*スバルと大吉推しのアヤ*(プロフ) - 雪乃さん» せっちゃんありがと!(←)レオは輝いてたよ…← (2018年4月12日 22時) (レス) id: bcd155a382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蟄乃 | 作成日時:2018年3月11日 15時