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『……え』
ダメだ断らないと今のうちに断らないと
"手が止まらなくなるほどだよ"
？
ゴクッ、ゴクッ…………と私は目の前に置かれてあったお酒を飲み干した
「いい飲みっぷりだね…どうだい？とても美味しいだろう？」
ふわーっと目の前が徐々に歪んでいく
頭も痛くなって
瞼が重くなって
身体に力が入らなくなって
膝の上を見ると太股の上に手が置かれていた
怖くて逃げ出したかったが手はどんどん上に上がって……その瞬間お腹辺りで手が止まる
「おや、キミ包帯を巻いてあるのかい？怪我でも？」
『…ぁ、いあ』
呂律も回らなくなってきた
*
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作者名：ﾑﾒｲ | 作成日時：2023年11月12日 6時
