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シンジュクの噂 ページ9

シンジュクディビジョンでは身近な人が被害にあっているらしい。一二三はお客の友人が一昨日から連絡が取れなくなったらしい。独歩は会社の同僚の娘がイケブクロでの依頼と似た様な状況でいなくなったらしい。寂雷は患者の中に子供が拐われた人が何人もいた様でこんなに連続して似た様な事件が起こるのはおかしいと思い、寂雷達は同一犯による犯行だと考えた。麻天狼として個人的に犯人を追っていたそうだ。中々犯人が見つからず苦戦していた時にこの誘いが来て今噂になっている異能力者の線も考えて捜査しようとしたらしい。シブヤもシンジュクもイケブクロでの噂話と同じ様なものが広まっていた。
「噂が急激に広まり出したのははここ一ヶ月の間…そして事件が起き始めたのは少なく見積もっても2週間前から。こんなに連続して色んな場所で沢山の犯行は不可能だ」
「じゃあ…やっぱりその異能力者とかいう集団が本当にいるってことになるのか…」
三郎の簡単なまとめに弱々しく反応する独歩。独歩の発言に皆納得して異能力者を探すことになった。しかし異能力者の情報が少なすぎるが故捜査なんてできそうにも無い。悩んでいる間時間だけが進んでいく。突然店のドアが開き1人の女性が入ってきた。その女性はシャツに黒いネクタイとスカートを履き長めの手袋をつけていた。そして綺麗に切られたボブに金の蝶の髪飾りがよく映える綺麗な女性だった。一二三によれば見たことない女の人だと言う。ホストになど行くような見た目でもないため初めてホストに来たのだろう。
「ヘェ、ここがホストクラブかい。中々綺麗な場所だねェ」
一二三は取り込み中な為別のホストが対応するも今回はホスト目当てに来たわけではないと言う。女性は一二三を見つけるとこちらに歩いてきて話し始める。
「妾は与謝野晶子。伊奘冉一二三であってるかい?」
「はい。そうですが僕に何か用ですか?」
「じゃあそこの2人も麻天狼のチームであってるね。少し聞きたいことがあるんだ。」
麻天狼に聞きたいこと?と三人は首を傾げる。与謝野は写真を見せてこの男の顔を見た事があるかと聞いてきた。一二三と独歩は見た事がないようだったが寂雷は病院で診察をした事があると言った。その話を聞いていた他の者もその写真を覗き見る。乱数が声を上げ街中でファッションショーをした時に後ろで立っていた男だと言った。一郎は屋根の修理の依頼の帰りに道に迷ったと言って話しかけてきた人だと言った。

女性の持つ情報→←シブヤの噂



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蜜柑食堂(プロフ) - 蜜柑食堂と申します。なんだかいきなりログインできていない状態になりましてそのままログインできなくなったので別のアカウントで小説の続きを書く事にしました。少し面倒になるとは思いますが別のアカウントで続きを待機していただけると幸いです。一応書いときます。 (2月25日 21時) (レス) id: 34844023c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蜜柑食堂 | 作成日時:2024年1月30日 1時

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