検索窓
今日:5 hit、昨日:10 hit、合計:345 hit

異能力者に関する報告書 ページ2

報告

武器による争いも根絶され女性が政権を握ってから各ディビジョンに分かれて生活することになった。異能力者も例外なく自由に暮らしていた。しかし政府は一部の地域に集中している異能力者の存在を異能力者に制限をつけ隠している。異能力者は政府よりも力がある存在とみなされた為である。
《制限》
・異能力者はヨコハマディビジョンに集中しているため異能力者はヨコハマディビジョン内でのみ生活すること。
・異能力の使用を許可されていないものは決して使わない。
・異能力者のディビジョンラップバトルの参加を禁ずる。
・やむを得ずヨコハマディビジョン外に出る場合には内務省異能特務課に申請し許可を得ること3日以内に戻ること。
・異能商業許可証を所持する組織はこれらの制限の緩和を許可する。
・異能開業許可証を所持する組織は中王区に害をなさず業務のためならば武器を使い商売をしても構わない。

なお、異能開業許可証を持つ組織に属していてもディビジョンラップバトルには参加できない。他にも細かく制限があり、これらの制限は異能力者にのみ知らされている。この制限を破ると処罰が下される。最悪の場合死刑にまでなる。
制限の強化も何度も行われこれにより異能力者の自害率、死刑率も上がり現在では異能力者の数が極端に減っている。
そのため異能力者の存在は都市伝説となっている。

巷では異能力者が薬の売買をしている。
  異能力は人殺ししかできない。
  異能力者が夜な夜な人を襲っている。
  治安が悪いのは異能力者のせいだ。

など根も葉も無い噂話で持ちきりになっている様子。最近ではその噂を信じるものや噂が本当になりつつある様子も伺える。異能力者の存在を知っている者。異能力者に対し恨みを持つものの反抗と見て良い事例も幾つか上がっている。
この噂は全ディビジョンで広まっており対策もされている様子。中王区も何かおかしいと感じている様でこれを好機に異能力者の更なる弱体化を目的とし怪しい異能力者の排除にあたっている。中王区は慈悲でも与えたつもりか中王区の資金となっている探偵社へ事件解決の依頼をした。この事件を私達探偵社が解決した際には制限の更なる緩和が契約されている。

連続児童誘拐事件及び連続市民殺傷殺害事件の解決
これより任務にあたります。



↩︎
↩︎
担当 山川音夫

出社→←社員情報



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

蜜柑食堂(プロフ) - 蜜柑食堂と申します。なんだかいきなりログインできていない状態になりましてそのままログインできなくなったので別のアカウントで小説の続きを書く事にしました。少し面倒になるとは思いますが別のアカウントで続きを待機していただけると幸いです。一応書いときます。 (2月25日 21時) (レス) id: 34844023c7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蜜柑食堂 | 作成日時:2024年1月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。