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【A side】
時透 A
「大丈夫よ…ゆうとむいが、…弟たちが待ってるし」
山田
「だからって…お前の家山ん中だろ?行き倒れオチだよ。
…って、おい?A?」
彼には悪いけど、大したことないのに蝶屋敷に行ったって迷惑になるだけだ。
彼が話している間に私はそっと走り出す。
歩
「カァ――!A――!大丈夫ナノカ――ッ!?」
時透 A
「うん、だいじょーぶ…」
歩
(大丈夫ソウニ見エナイ…)
時透 A
「はぁ、っ、はぁっ…」
山を登っている間、痛みはどんどん強くなっていた。
頭が破裂しそうに痛い。体の節々が痛む。
どうやら思った以上に私は限界だったらしい。いつも歩き慣れた道ですら異様に長く感じる程に。
山田君の言う通りにすればよかった、と私は後悔した。しかしここまで来てしまったのだ、今さら遅い。
ようやく家につき、戸を開ける。
その時ついに体の力が抜けた。
倒れるっ…
冷たい地面の感触を予想していた…が、その予想は外れる。
時透 無一郎
「えっ…ね、姉さんっ!?どうしたの!?」
なんと、倒れこんだ先には偶然にもむいがいたのだ。
時透 有一郎
「姉さんっ!!どうした!?」
時透 無一郎
「…っ!!姉さん熱い…兄さん、姉さん熱があるみたいっ…」
時透 有一郎
「酷い熱じゃないかっ…怪我も酷い」
時透 無一郎
「待ってて姉さんっ、今布団に運ぶからね…!!」
突然の事に驚きながらもテキパキ動く弟に抱えられ、安心したからか私はいつしか眠ってしまっていた…。
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昨日更新できなくてごめんなさい…!
そのうえ短くて本当に申し訳ないです…
週末いっぱい更新するつもりなのでご容赦下さいぃぃぃぃ
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るるっち(プロフ) - 優衣さん» コメントありがとうございます!あの話はとても楽しみながら書いた覚えがあります笑 (9月15日 13時) (レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 夢主ちゃんのドッキリがすごく面白かったです❗ (8月28日 11時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - はい!!!!そんなこと言っていただき光栄です//////めっちゃありがとうございます。 (7月1日 6時) (レス) id: c9acf0ff51 (このIDを非表示/違反報告)
るるっち(プロフ) - 紬さん» そうなんですかね。コメントって貰えたら貰えるだけ嬉しいものですし、私としてはなるべくその思いをお返ししたいと思ってます。しかし、こうして褒めて貰えると嬉しいものですね。こちらこそありがとうございます。 (6月30日 20時) (レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - おーーーー!それは素晴らしいですね。返信できる人ってなかなかいませんよ///本当にいろんな意味でありがとうございます。 (6月29日 16時) (レス) id: 3716f5de4e (このIDを非表示/違反報告)
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