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ここから体調不良ネタ入ります。
苦手な方はご注意願います。
また、作者は戦闘シーンが死ぬほど苦手です。
原作のようなかっこいい戦闘シーン等はございません。悪しからず。
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【A side】
時透 有一郎
「なっ…」
時透 A
「えへへ、充電充電っ!」
そういい二人を離して、「それじゃ、行ってきます」といい家を出る。
その時、
小さく、ズキンッ――と鈍い痛みが頭に走った。
時透 A
「っ…」
突然の痛みに戸惑いはしたが、任務を放棄するわけにいかない。
私は任務先に向かうため、山をかけ降りた。
…それからずっと頭痛は続いた。
それは日を追うごとに酷くなっていった。
しかも、今日は身体がすごく重い。何だか熱っぽいし、きっと連日任務に駆り出されていて疲れが溜まり、そのせいで体調を崩してしまったのだろう。
時透 A
「霞の呼きゅっ――あぐっ」
太刀筋が乱れる。その隙をつかれ頬を切られる。
…いけない、集中しなきゃ。
私がやらないと。
惡鬼滅殺――――!
時透 A
「か…霞の呼吸 肆の型」
―――移流斬り
その攻撃を鬼は上に避ける。これが狙いだった。
鬼が攻撃を避けると同時に上へ飛び、頸を斬る。
鬼
「ぐっ…ああああああ!!
もう少しでぇぇぇ!!もう少しで十二鬼月だったのにぃぃぃぃぃ!!」
時透 A
「っ…どうかあなたが次生まれてくるときは、鬼なんかになりませんように…」
鬼
「ふ、ざけるな…!!どうして俺がぁぁぁ!!こんな小娘なんかにぃぃぃぃ!!!!ふざけるな!!ふざけっ――」
そこからはもう聞こえなかった。
鬼が消えたからだ。
時透 A
「う"…」
頭が割れそうに痛い。
身体が重くて、熱くて仕方ない。
同期隊員
「おい、A。大丈夫か?」
顔色悪いぞ、と同期の山田君に聞かれる。
時透 A
「大丈夫…。そっちこそ、大丈夫なの?足…」
骨折していると思われる彼の足を見ながら言う。
山田
「いやいやいや、お前はどう考えても大丈夫じゃねえよそれ。よくそれであの鬼斬れたなお前。…まあ、俺は…痛いけど、我慢できなくはないから平気だ」
確かに、この状態の私に頸を斬られたあの鬼って…。本当にもう少しで十二鬼月だったのかしら。
山田
「ほら、こっちこいよ。隠が来るまで休むぞ」
時透 A
「だ、大丈夫…。帰らなきゃ、私…」
山田
「帰る…って、無茶言うなよ、そんな顔色で」
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るるっち(プロフ) - 優衣さん» コメントありがとうございます!あの話はとても楽しみながら書いた覚えがあります笑 (9月15日 13時) (レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 夢主ちゃんのドッキリがすごく面白かったです❗ (8月28日 11時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - はい!!!!そんなこと言っていただき光栄です//////めっちゃありがとうございます。 (7月1日 6時) (レス) id: c9acf0ff51 (このIDを非表示/違反報告)
るるっち(プロフ) - 紬さん» そうなんですかね。コメントって貰えたら貰えるだけ嬉しいものですし、私としてはなるべくその思いをお返ししたいと思ってます。しかし、こうして褒めて貰えると嬉しいものですね。こちらこそありがとうございます。 (6月30日 20時) (レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - おーーーー!それは素晴らしいですね。返信できる人ってなかなかいませんよ///本当にいろんな意味でありがとうございます。 (6月29日 16時) (レス) id: 3716f5de4e (このIDを非表示/違反報告)
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