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【A side】
時透 無一郎
「ちょっと、兄さんっ」
時透 有一郎
「無一郎、もういいだろ？流石にやりすぎだ、というかこれ以上は無理だ。」
心が痛い、と続けたゆうにむいもコクンと頷き、ばつが悪そうに「…僕も」と言った。
時透 無一郎
「…ネタばらし、しよっか。兄さん」
時透 有一郎
「あぁ。…せーの」
有一郎&無一郎
「ドッキリ大成功〜！」
時透 A
「………え………？」
全身の力がふっと抜けて、その場で膝から崩れ落ちる。
時透 有一郎
「なっ…お、おいっ、姉さんっ！？」
時透 A
「…酷いよ…酷いよぉ…っ、本当に、怖かった…！」
再び涙がポロポロと頬を伝い出す。
その様子を見たゆうとむいが一斉に抱きついてくる。
時透 有一郎
「…ごめんな、姉さん…、やりすぎたな」
時透 無一郎
「…でも、これで僕らの気持ちもわかったでしょ？」
時透 A
「え…あ、もしかしてこれ…この間のドッキリの仕返し…？」
時透 無一郎
「そういうこと。怖がらせてごめんね」
時透 A
「っ…ごめっ…ごめんっ…」
時透 有一郎
「あぁ。…こっちこそ、ごめんな」
時透 無一郎
「…ねぇ、姉さん」
時透 A
「…何？」
時透 無一郎
「後でふろふき大根、また作って」
時透 A
「えっ…？…うん」
時透 無一郎
「あと…帰ったら、その…ぎゅって、して…」
時透 A
「…うん」
今日はやけに甘えっ子だなぁ、むい。
最近は大きくなってあんまり甘えてくることもなくなったと思ってたけど…
久しぶりに甘えてきてくれて、なんかちょっと…嬉しい。
時透 有一郎
「こいつ、前回姉さんがドッキリ仕掛けた時姉さんが俺の事ばかり構って自分は放ったらかしにされたの根にもってるんだ」
あー…だからか。
時透 無一郎
「ちょ、ちょっと、兄さんっ！？…あぁっ、もうっ。何で言っちゃうかな、馬鹿…っ」
珍しい、むいが赤面してる。
対してゆうは心なしか楽しそうだ。
いつもむいにからかわれてるから、むいをからかえて嬉しいんだろうなぁ…。
時透 A
「ふふっ…ごめんね、むい…帰ったら、いっぱいぎゅーって、してあげるから…
ふろふき大根も、いっぱい作ってあげるから…」
―だから…。
時透 無一郎
「…え、姉さん？」
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るるっち(プロフ) - 優衣さん» コメントありがとうございます！あの話はとても楽しみながら書いた覚えがあります笑 (9月15日 13時) (
レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 夢主ちゃんのドッキリがすごく面白かったです❗ (8月28日 11時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - はい！！！！そんなこと言っていただき光栄です//////めっちゃありがとうございます。 (7月1日 6時) (レス) id: c9acf0ff51 (このIDを非表示/違反報告)
るるっち(プロフ) - 紬さん» そうなんですかね。コメントって貰えたら貰えるだけ嬉しいものですし、私としてはなるべくその思いをお返ししたいと思ってます。しかし、こうして褒めて貰えると嬉しいものですね。こちらこそありがとうございます。 (6月30日 20時) (レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - おーーーー！それは素晴らしいですね。返信できる人ってなかなかいませんよ///本当にいろんな意味でありがとうございます。 (6月29日 16時) (レス) id: 3716f5de4e (このIDを非表示/違反報告)
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