薄桜鬼〜私は鬼で貴方は隊士〜

俺と私 ページ25

平助と仲直りした私は今は平隊士達が待つ稽古場にいた
「今日からこの八番組に入隊した．．．」
「北川 陸だ！よろしくな！！」
あ、陸って私のこと！
土方さんがね？男装しろって言ったから平隊士の前では男装と偽名を使うことになった。
「はい！！」
「じゃっ！さっそく稽古！！．．．といきてぇーんだが」
「どうした平助？」
「いや陸のうでをみたいんだが．．．」
「腕？はい腕！」
そういって私は手をだす
「そうじゃねぇーーーよ！！？剣の腕前だよ！！」
「あ、ごめんね！私の勘違いだった！」
「え？『私』？｣
一人の隊士が一人称に反応する
｢馬鹿野郎…A｣
「あ…平助名前…」
「…あ。」
隊士達は私を怪しいものを見るような目でみる
こりゃ誤魔化しはできない…か
「あーごめんなさい！改めまして私、北川 Aです！」
「女？」
「うん女。」
「えっと組長？」
「なんだ？」
「この方は女なんですよね？」
「あぁ」
「ここは女中禁制なのでは？」
「あぁ。禁制だ」
「じゃあなんでこの人が居るんですか！？」
「ある事情があってな。ちなみに幹部達は皆知っていることだ」
「それを知っていてこの人を隊士に？女なのに？」
「あぁ」
なーんかさっきから私が女って言ってからこいつ等うるさいな．．．

女→←喧嘩

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