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ある日、いつも通り遊ぶ約束をしていたのにAが来ない。




Aを探してしばらく辺りを歩いていると


2、3人の女の子達が僕の横を通り過ぎる。





「Aちゃん、隠れんぼしてたのにどこ行ったのかなぁ?」



「見つからないからもうお家に帰ったのよ、

私たちも帰りましょ!」





Aが遊んでいる時に帰ったりする訳が無い。


慌てて、この周りで隠れることができそうな場所を探す。




神社の裏、畑の隅、古い小屋の中。





「ぐすっ、ぐすっ」




畑を通り過ぎようとした時、


泣き声が聞こえた。




走って声がする方に近寄ると、泣いているAの姿があった。





「A!」




どうやら足を滑らせて畑の穴に落ちてしまったようだ。





Aの名前を呼ぶと、


僕の声に気づいて泣きじゃくっていた顔を明るくさせる。






「真冬!」





「ほら、帰ろう?」






僕はAに手を伸ばした。

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(プロフ) - 此花さん» ありがとうございます!両作品とも見て頂いているなんて・・・嬉しい限りです!(涙) (2018年2月22日 10時) (レス) id: 05358902b3 (このIDを非表示/違反報告)
此花 - ヤンキー君とお嬢様 から来ました。このお話もとっても素敵で続きが待ち遠しいです。楽しみにしています。 (2018年2月22日 0時) (携帯から) (レス) id: ec1574e89f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年2月18日 23時

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