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神楽『お祭り!!行きたいアル!銀ちゃん!!お祭り連れてって!!』


銀時『あー?誰がこんな暑い日に、好き好んであんな人混み行くかよ!おめぇらだけで行ってこい。』


新八『神楽ちゃん、僕と2人で行く?』


神楽『嫌アル!!A姐も一緒に。4人で行くネ!!』


神楽は子供が駄々をこねるように
隣に座るAの身体を揺すり、行こう行こうと騒ぎ始めた。


銀時『はぁ?お前どうせ俺らの金で食い漁るつもりだろ……
Aは?どうすんの。行くか?』


A「銀時が行くならついてくぞ?」


銀時『俺もAが行くなら、、どうすんだよ。決めろよ。』


新八『なんなんすか。あんたら。そんな初々しい感じじゃないでしょう。』


A「わかったわかった。わかったから神楽、揺するのやめて……行こ行こ。行くから!!わかったからぁ!」


神楽『やったぁー!!A姐大好きアルー!!』


A「……頼むから現金なところだけは、銀時に似ないでくれな?
そしたら準備をしよう。神楽。おいで。可愛くしてあげる。」


Aは立ち上がり、隣の部屋に、ちょいちょいと神楽を手招きした。


神楽『何アルか!?可愛く!?!?』


うひょーっと駆け寄って来る神楽を楽しそうに見ると


A「除くなよぉ?見てのお楽しみだ。」


シーっと口元に人差し指を立て、目配せをすると
パタン……と静かに襖を閉めた。




新八『銀さん…』


銀時『新八、何もいうな。銀さんも今心臓バックバクだから。今、ハート射抜かれちゃったから。』


新八『射抜かれたって、あんたの奥さんですよね!?
結婚してんですよね?
いやぁ、しかしこんなに目立つ人、歌舞伎町にいたんだ。全然知りませんでしたよ。
あんな真っ当な女性が銀さんの奥さんだなんて、正直びっくりしました。』


銀時『そうでもねぇよ…あいつも外れモンの1人だ。』


新八『それってどういう……』


銀時『Aは昔は、あんなに笑う奴じゃなかったってこと。』


新八『そう言えば、Aさん、両親も自分も褒められる生き方なんてしてこなかったって言ってました。』


銀時『……そうかい。』


新八『Aさんの家族って今は、、、』


銀時『死んじまってるよ…親も、兄貴もな。親に至っては記憶も曖昧なんだとよ。
だからあんまり聞いてやるな。自分から話すまではな。』


新八⦅僕らの知らない2人のことが、少しずつ気になり始めた。⦆

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
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むぎむぎ(プロフ) - いちご丸さん» 前作も読んでいただきありがとうございます!!よければこっちも楽しんでいただけると嬉しいです(*´-`) (9月20日 19時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - 実況者さんの小説から来ました!頑張ってください! (9月20日 17時) (レス) id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むぎむぎ | 作成日時:2023年9月14日 17時

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