【太宰治】依頼解決から逸れて行く甘い日々【文豪ストレイドッグス】 (ページ7)

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『……この辺りです』

やっと着いた…

果たして道中太宰さんは何回自"殺をしようとしたのやら…

「それで、此処がAが住んでる付近で強盗やら誘拐やらがあると……」

仕事ってなると真面目……なの、かな…？

…いやでもさっきの事もあるし

「つまりは此処付近を探せばAの家が分かると………」

ほらね！！！

『そうですけどその為に来てるんじゃ無いんですからね？』

「勿論だよ。Aが誘拐なんてされたら大変だからね！」

『………』

そうだけどそうじゃ無いような………

「事件解決には時間が掛かる。そしてその間にAに何かあったら大変だ！」

『………え

「つまり事件解決までの間は非常に危ない！」

『え、ちょ

………これは

「其れまでAはうちに来ると良

『くないです！！！！』

「なんでだい？いい案だと思うのだけど」

『そうだとしても！他の場所があるじゃないですか！！！…と言うかそんな事件じゃな_

「他の場所って…具体的には？」

『へっ？えと……ど、どこかの宿泊所……とか…』

「Aみたいな美人だと1人じゃ危ない！
その誘拐犯がAを狙いに来てるのかもしれないし」

『…そんな訳無いです。』

「有り得ないとは言い切れないだろう？」

『……っ…そんなに私を泊めたいですか…」

「私はAが心配なだけだよ！！！無理矢理うちに泊めたい訳じゃない。」

なんか色々と怪しいんですが…？

…あの、そんな目で見ないで下さい太宰さん……

『______分かりました。泊めさせてもらいます。』

………………私って押しに弱いよなぁ……