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15、イルカ先生=ラーメン ページ16

「ナルト君はよくイルカ先生とラーメン食べに来るの?」

「え? うん!」

「そっか……」

「あ、あああああでも!!ま、毎日じゃねーし!おしるこもラーメンと同じくらい好きだし!!だからだからっっ!!!」

「どうしたのそんなに焦って…?」

「へいお待ち!」

目の前にほかほかのラーメンが置かれる

さっきミズキ先生がちょっとだけさびしそうな顔をしたように見えたから、

もしかしたらオレとイルカ先生にヤキモチやいてくれたんじゃね!?とか期待したけど、違ったみたいだ…

「あ、そうそう
あんまワガママ言ってイルカ先生を困らせちゃ
いけないよ

イルカ先生は真面目な人だから…」

「……!!!」


―――イルカ先生は真面目な人だから…
小さい頃に両親が死んで 何でも一人で頑張ってきた人だからね―――


わ…わざわざ原作のセリフとかぶせてくるなんて…!!ミズキ先生はオレを不安にさせる天才か…!!

「人に頼まれると、断れない性格だからね
仕事とか…詰め込んじゃうタイプだから…

でも!本当に困ったときはイルカ先生に……、「お、おっちゃん!!今日もラーメンうめぇってばよ!!」

ごめんミズキ先生…
その先は聞きたくねぇ

「そーかそーか!ありがとな!
先生はどうですか?うまいか?」

「…はい とてもおいしいです」

ミズキ先生はいつもの優しい笑顔。

いつもの…偽物の笑顔。

もうオレにはわかっちまう……
おいしいワケがない 無理して食べてる


そんな時、もう一人のれんをあげて一楽に入ってきた人が……

「ナルト!?……に、ミズキ先生…!?」

ナルト「イルカ先生…!?」

イルカ「ミズキ先生!なぜここに!?ラーメン嫌いなんじゃ…!?」

テウチ「え…?」

ミズキ「ごちそうさまでした
お代ここに置いときますね」

…と言うやいなや、一楽を出ていってしまった

ナルト「ちょ…っ、待って!!ミズキ先生…!?」


すぐにのれんをあげて外に出ようとしたけど、そこに見えたのは、ただただ暗い 夜の闇だけだった

16、意味がない→←14、ミズキ先生がラーメン嫌いなのは油っこいからとかそういうのは勝手な妄想です。



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作者名:仲村あ〜子 | 作成日時:2016年7月1日 22時

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