【あんスタ】那木さんはプロデューサー (ページ30)

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那木さんと月永レオページ30

「あの、お探しのものはこれですか…？」

恐る恐る五月蝿い人に話しかける。
私こう見えてコミュ障なんですよ…。

…ごめんなさい、嘘です。人見知り一切しないタイプです。

？「おお！そうこれこれ！ありがとな！…えーっと……………。」

「……？」

男の子は何か言葉を発しようとしているようだけど中々次の単語がでてこない。

どうしたのだろうか…。

「えっと、どうなさいましたか？」

？「名前！名前教えてくれ！俺は月永レオ！お前は？」

「ぁー…那木です。」

名前を聞こうとしてくれたのか。
普通の人は話の流れ的に察することができるのだろうか…まあ、私は出来なかったのだが。

「では私は行きますね、楽譜飛ばされないように気を付けてください。」

月永「おう！ありがとな！」

わはは、と豪快に笑って素晴らしい笑顔で片手を振ってくれた。

話をしたのは10分そこらだけど思ったこと。

…いい人だ…！

結論:月永レオさんはいい人。

「うっわぁ…1時限目椚先生だったよね～…。
確実にお説教くらうパターンだ～。」

いい人だったと感動したのとは裏腹に、学校に向かう私の足取りは重くなるいっぽうだった。

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2-Bでは

椚「またあの子はサボりですか！全くいつになったら真面目に授業を受けるんですか！！」

椚先生がご立腹でした。