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第佰伍話「強さとは」 ページ19

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「かっ鴉から…!!指令が入って10人の隊員がここに来た!山に入ってしばらくしたら、隊員が隊員同士で……斬り合いになって……!!」



そこまで言ったところで、「はっ!」と隊員の目が右に向けられる。

そこには隊員が立っている。



ゆらゆらと不自然に腕を揺らし、口から血を流した状態で、そこに居た。

奇妙な動きをしながら、彼は斬りかかってくる。
咄嗟に避ければ、皆の距離が少し空いた。



木の影から、ぞろぞろと同じような動きをする隊員達が多数現れた。



「っお、うおわ、っとぉ!!」



鬼ならともかく、相手は人間。しかも同じ職に就いた仲間である。

流石にフルオートなこの身体も人間相手に斬りかかる事には躊躇っているようで、とにかく相手の攻撃を避ける事に徹していた。



「アハハハハッ、ハッハァーーッ!!こいつらみんな馬鹿だぜ!隊員同士でやり合うのが御法度だって知らねえんだ!!」

「おお!ようやく理解したかいのっち!おめでとう成長したね!!」

「ハッハッハ!!俺にかかればざっとこんなもんよ、A!!」

「集中しろ2人とも!それに違う!動きがおかしい、恐らく何かに操られている!!」

「よし、じゃあぶった斬ってやるぜ!!」

「駄目だ!!生きてる!!まだ生きてる人も混じってる!それに仲間の亡骸を傷つけるわけにはいかない!!」





______ああ、こいつが。


______この男が、お前の言う「優しい子」か。





「(っああ、そうですよ曾祖父さま!)」



彼は仲間の死を決して冒涜しない立派な少年です!!



そしてそんな少年こと炭治郎くんは、「否定ばっかするんじゃねぇ!!」とキレたいのっちにより腹に頭突きを食らっていた。

いのっちィィーーッ!!!敵、ではなく相手はアッチ(隊員)だろ!!何仲間に攻撃食らわせてんだ!!!



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第佰陸話「クソ日陰っ子」→←第佰肆話「追走」



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設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い , 転生   
作品ジャンル:ギャグ
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えのぐ(プロフ) - 初めまして!もうこのコメント欄みないかもですけど一応言っておきます…百弍話の最後「異性には厳しい」と書いてありますが同性では…?細かいかもしれませんが…!この作品大好きですん。更新頑張ってください…! (2019年9月18日 19時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
シアン(プロフ) - 今日1日で全部読んでしまいました()好きです!これからも更新頑張ってください! (2019年7月29日 20時) (レス) id: 8d130acbce (このIDを非表示/違反報告)
衣鶴奈(プロフ) - 夢主ちゃんが本当に面白すぎて1話ごとに必ず笑ってますwwめちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2019年7月29日 11時) (レス) id: 8c5e0feeb8 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - コメント失礼します。この作品が面白すぎて、全然原作知識ないのに壱から1日で読んでしまいました!!番外編も含め、続きすっごく楽しみにしています!! (2019年7月27日 22時) (レス) id: 8f71767d1e (このIDを非表示/違反報告)
棒人間 - 初めまして。この作品、とっても面白いですね!たまたま見つけて読んだのですが、この作品で鬼滅の刃の夢小説に目覚めました。応援しています!頑張って下さい! (2019年7月25日 21時) (レス) id: 804948c577 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱんこ | 作成日時:2019年7月21日 9時

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