【銀魂】今日も傘屋は騒がしい【坂田銀時】

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さっそく本領を発揮してきたこのドS馬鹿は果たして俺の話を聞いていたのか。
助けになるどころか逆に事が後退している気がする。






「...んで、何か戻すための方法は？」





「はぁ、それがあったらわざわざお前呼んだりしねぇっつの」





「でも所詮はただの液体ですぜ、何かしら方法はあんでしょう」





「っつってもなぁ、なんの手がかりもねぇし...
てかお前警察だろ、捜査の一つくらい出来ねぇのか」





「そういう面倒事は優しい優しい土方さんが全部やってくれてるんで」





「...マジお前らんとこの上下関係どうなってんの？」






部下もまともに指導できないとは、あのマヨラーあれでも副長なのか。

なんたって局長はゴリラだし、せめてアイツだけはちゃんと部下をまとめているだろうと思っていたのだが、どうやら俺の思い込みだったようだ。






『...ていうか、そろそろお腹減ってきたんでお昼食べてきていいですか？』





「...え、お前朝からガッツリ牛丼食ったって言ってなかったっけ？
女ってそういう時は昼抜かすんじゃないの」





「旦那、こいつを誰だと思ってんです。
頭も馬鹿なら胃袋も馬鹿でかい、全ての馬鹿の頂点に君臨する男みたいな女らしくないまさに女だけど男な方ですぜ」





「それ最終的に男になってんじゃねぇか！！！！」





「まぁとにかく腹が減っちゃ気も持たねぇですし、ここらで昼飯タイムにしやしょう」

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