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「誰か助けてくださーい!」



円場「今から向かいます!安心してください!」



『…あの!私下に降りるので、もう1人誰か降りてきてくれませんか?』



骨抜「どういう策でいくんだ?」



『私ともう1人の誰かがロープで降ります。それで、私が要救助者を治してる間に、担架を下ろして下さい。それで、治癒し終わった人から順に担架に乗せてください。そ』



泡瀬「なるほどな。
じゃあ、そのもう1人は骨抜だな」


円場「だな。
上は、俺らに任せろ!」



骨抜「了解」



『では、救助開始します!』



手際よく、ロープを固定する



円場「すげぇ…手慣れてんなぁ」



『では、私から降りますので、その後に骨抜くん降りてきてください』



骨抜「了解」




ゆっくり、ロープから降り着地する



『今、助けに来ました。安心してください!』



拳藤「回原が意識不明なんです。
私達3人は、足が動かなくて…」


小森「Aちゃ〜ん、足、骨折しちゃった〜」



『大丈夫ですよ、今から治します』



骨抜くんも丁度、下に降りたようだ。







骨折、意識不明…といっても、あくまで定だ。




『骨抜くん、回原くんを首が反れないように担架に乗せて!』



骨抜「りょう、かい!」



回原くんを抱き上げ、ゆっくりと担架に乗せる。



…定であっても、まずすることがある。
気道を確保するために、口の中を見て、何もないことを確認しなければならない。
親指を上の歯に、人差し指を下の歯に当てて、ゆっくりと開く



次に…顎を上げて、頭を反らす。
人差し指と中指を顎の先に当てて、もう片方の手を額に当てる。
顎の先を持ち上げるようにしながら額を静かにうしろに押し上げて、頭をうしろに反らす。



拳藤「凄い……」




『…回原くん。今は、腕に傷直させてもらうね』



たまたま目に入った、腕にある傷。



ポケットからカッターを取り出し、自分の皮膚を切りつける。


出た血液を傷に当てる。そして、そこに



小森「ひゃあ〜!」



口付ける



黒色「傷口が…消えた!?」



『……本当に意識不明だと、かなり血液いるから今は、これで。
骨抜きくん、担架の固定お願いします!私は、次の要救助者を治します!』



骨抜くんは、手際よく担架に固定してくれた。




骨抜「よし、こっはバッチリだぜ」



『了解!
泡瀬くーん!円場くーん!ゆっくり、ゆっくり担架を上げてください!』



「了解!」という声と同時に、担架が引き上げられた。

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ゆいゆい林檎(プロフ) - 沙也加さん» 誤字の指摘ありがとうございます!訂正させていただきました。 (2021年10月13日 1時) (レス) @page1 id: 386d309086 (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - 00の話で1年B組が1年Bく見になってますよ (2021年10月11日 9時) (レス) @page1 id: 9b8c665293 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいゆい林檎 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2021年4月13日 1時

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