ヒーロー科1年B組に編入してきたのは、サポート科の少女らしい

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円場side


思いっきりため息をついて、座るA。


よし、勝った



骨抜「座るんだ」



『もう諦めた』



円場「それでそれでー？好きなタイプはー？」



『……優しい人』



円場「この中で付き合うなら？」
『円場くん以外』



円場「即答過ぎんだろ
つうか、そういうナシー。1人選んで」



今、奥で笑った奴後で覚えてろよ



『ねえーーーマジで面倒臭いんだけど！！！！誰か！！！！』



まあまあ、と隣に座る骨抜か慰めてる。



『……じゃあ、唯ちゃん』
円場「この中でって言ってんじゃん」



言うと思ったけど。



『ﾝもーーー、注文が多い〜〜』



円場「じゃあ、もうちょい答えやすい質問にするよ」



『いや、そもそも質問をしなくていい』



円場「じゃあ、兄にするなら誰がいい？」



『無視かよ』



そう無視だよ。いいじゃん面白そうだし。




『はぁ…………兄？兄かぁ〜』



うーんとかなり悩んでるA。
これはいないのか、絞ってるのか




『……骨抜くんかな？』



骨抜「俺？」



円場「へぇ意外だな」



泡瀬とかと思った。
あー、でもなんかわかる気もする。



『そうかな？さっき、服貸してくれたし気遣いできるから骨抜くんが適任』



円場「じゃあ、弟にするなら？」
『凡戸くん。これは一択。』



即答だな。



凡戸「…僕？」



『うん、可愛いから。甘やかしたい』



凡戸「わぁい、お姉ちゃ〜ん」



『こじろう……！』




なんか花が待ってるように見えんな…



庄田「…これは、何を見せられているのだろうか」
泡瀬「考えたら終わりだ。」



円場「じゃあじゃあ、俺は？家族にするなら！」
『ペット』


円場「え？」
『ペット』



『ほら、おすわり』
円場「いや、座ってるし」



『ほら、1人で外に行ってなさい』



円場「ひでぇ…………」

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