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Aside


拳藤「A!」


『一佳、ちゃん』


バッと抱きつかれる


拳藤「無事でよかった…何かあったのかと思って、心配したんだから」


あれから、回原くんと円場くんに支えられながらみんなの元に戻った。
泡瀬くんが、B組のグループLI〇Eに見つかったと送ってくれたらしい。


『ごめんね、一佳ちゃん。
みんなも……心配かけてごめなさい』



取陰「いいよ、Aが無事ならそれで」



塩崎「……Aさんの首元、赤くなっております」



柳「手跡に見えるけど…どういうこと?」



……バッとと首元を隠す。


円場「…コイツ、3階のずーっと奥の通路で知らねぇ男に首締められてたんだよ」


『ちょ…円場くん、言わなくていいよ…!』



円場「何も無いのに、首元にそんな手跡残るわけないだろ」



そう、だけど。
これ以上、みんなに心配かけるわけにはいかない



小森「…誰?私のAちゃんに、そんな悪いことしたのは」



『……ちょ、希乃子ちゃん。顔怖いって』



普段前髪で隠れてる目が少し見えた。



回原「言いたくないんだとよ」



『…言ったら、みんなに更に心配かけちゃうことになるから』



なにより、まだB組の皆は敵に遭遇した事がないらしいから。
死柄木、なんて言ったらきっと不安になる。もし言って、B組皆に被害が起きたら大変だ



物間「へぇ、これだけ僕達に迷惑かけてんのに何があったかも言わないの?拳藤達は、お前の事を信用してるようだけどさ、何も言わずに黙ってる奴を信用するのはどう考えても無理だね。絶対無理。先に帰れば良かったよ。」


拳藤「ちょ、物間…!」



『……ごめんね。
ちゃんと、待っててくれてありがとう。』



拳藤「………何それ、気持ち悪い」



嫌だったら本当に帰ればいいのに。ちゃんと、待っててくれてたんだな。本当は、いい人なんだろうな。








その後、その場で解散した。


心配だから送ると、回原くんに言われたけど…迷惑はもう掛けれないから、遠慮した。けど、それで「うん、わかった」で済ませる人じゃないことは、何となく知っている。だから、駅まで送って貰うことになった

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ゆいゆい林檎(プロフ) - 沙也加さん» 誤字の指摘ありがとうございます!訂正させていただきました。 (2021年10月13日 1時) (レス) @page1 id: 386d309086 (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - 00の話で1年B組が1年Bく見になってますよ (2021年10月11日 9時) (レス) @page1 id: 9b8c665293 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆいゆい林檎 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2021年4月13日 1時

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