切り傷 ページ41
翔side
あの後休憩が入った。
「和。雅紀。医務室行くぞ。」
和「なんで？」
「気づかねぇの？足、腕、顔。傷と若干の腫れ。」
雅「え、あっホントだ」
「アドレナリン出て気づかなかったんだろうな。」
そして、2人を医務室に連れていき、俺はトイレへ。
「あ〜結構ぱっくりいってんなぁ…まぁ、大丈夫か」
智「何が大丈夫って？何処が大丈夫なのかな？」
「げっ！」
智「また、『げっ』とか言う！」
「あ〜俺はこれで…失礼っ」グイッ
智「逃がさねぇよ？」
「ですよね〜」
傷が見つかって逃げようと試みた結果…捕まえられた
智「どこを怪我したのかな？」
「何の事でしょうか」
智「お姫様抱っこ…」
「ﾁｯわかったよ。」
『お姫様抱っこ』っていうワードは狡いよ。
智「あ〜ぱっくりいってるね。大丈夫そ？」
「血もでてないし、大丈夫でしょう」
智「大丈夫かどうかは講師である俺が決める。」
「大丈夫そ？って聞いたのあんただろ！」
智「続けれそうかな？ニノ達帰ってきたら1回通そう」
「え、無視かよw通しね。了解」
そして、30分後2人が帰ってきた。
若干涙目の和と困った顔の雅紀
「かーず。どうした？」
ギュッ…
「おっ、どうした？」
和「痛かった。」
「よく我慢したな？」
和「マー君手握ってくれなかった」
「そっかそっかw雅紀手握ってくれなかったのかw」
雅「え、そういう事だったの？」
あ、気付いてなかったご様子でw
「ふはは。よし、練習しよっかw」
和「翔ちゃん、お水飲んだ？」
「水じゃないけど飲んだよw」
和「俺も飲む」
「潤！和のペットボトルとって」
潤「はーい」
和「違うの！翔ちゃんの飲むの！」
「え？俺の？」
和「甘い匂いするんだもん」
「あ〜。お前飲めるか？」
和「美味しくないの？」
「いや、プロテインw」
和「飲んでみる！」
そして、1口…(´-`)って顔してw返してきたw
俺ももう一口。
智「そろそろ始めるよ？」
「うん」
そして、一通り通した。流石に疲れるわw
買い物して買えんねぇーとなぁなんて考えてたら、智君から話しかけられた。
智「倒れなかったねw残念だなぁ〜抱っこしたかったのに」
「え、キモイよ？」
智「痩せすぎなんだよ？自覚してる？」
「してない。逆に鍛えないとって考えてる」
智「あ、それと。今から医務室ね？(ﾎﾞｿｯ)」
「は？なんで？」
智「お姫様抱っこしていいの？」
「その脅しは聞かんよ？」
智「まぁ、連行すればいい話」
「ちょ、あ、おい！」
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2020年11月17日 14時
