帰宅と見せかけ… ページ31
翔side
帰宅…する予定だった。急遽撮影が入った。
マネ「櫻井さん…今から撮影になったんですけど…身体大丈夫ですか？」
「ん〜微妙w今日どんな事すんの？」
マネ「この前の続きです…」
まじか。あの続きという事は高さ3〜4mから落ちなきゃ行けない。俺の体…耐えてくれよ？
「よし、行こう。」
俺はこの時知らなかった。その撮影現場にあの人が居たなんて。
↓撮影現場
「監督〜いきなりでしたね〜」
監督「ごめんね〜櫻井君」
「続きだけですか？」
監督「いや、だけじゃないんだ(汗)」
成程。痛み止め飲んだし。大丈夫だろう
↓よーい…アイっ！
始まった。順調に進んで行き、この後飛ぶ予定。
そして、愈々飛ぶ…
「くっそ、行き止まり…」
相手「ｸｯｸｸｯｸ…さぁ？どうする？」
「お前に殺されるより、飛び降りた方がマシだ！」
飛んだ。血糊をベッタリと頭に着けられた。
そして、カットがかかって起き上がった。
「うぇ〜血糊でベタベタw」
監督「今のすごく良かったよ！さ、シャワー浴びておいで！続き撮るよ〜」
「わかりましたw」
シャワー室に行く途中で気が付いた。
(何で智君が？何時から？)
気が付かないフリをして、シャワー室に向かった。
ｷｭｯ…
血糊も取れた。髪も拭いた。よし、行こう。
智「翔君。」
「大野さん…」
智「よく飛べたねwヘタレの君が」
「まぁねw頑張れば飛べるよ」
心配そうな顔とは裏腹な言葉を並べる。
気を使ってくれてるのが痛いように分かる。
俺は、いつから変わったんだろうね。
「俺、もう行かなきゃ…」
智「見てるね〜翔君の頑張り」
「うんw」
智「帰って、松潤達にも聞かせなきゃw」
↓撮影再開
相手「あっけない死に方だったなw」
「呆気ない？俺はお前を呪いに帰ってきた。」
相手「何っ！」
「お前に呪いをかけた…数時間後…お前は体が少しずつハカイされていく…シに至る。もがき苦しみながらシネ。俺は、お前をユルサナイ。」
相手「やめてくれぇぇー！」
監督「ｶｧｰｯﾄ!いいよ！良かったよ！」
確認の為に見て見たけど…俺、怖いな。
血だらけの顔。口元は笑ってる。目は死んでいる。
ス「本日の撮影終了です！お疲れ様でした！」
「お疲れ様でした〜」
終わって、2度目のシャワーを浴びて気付いた。
マーク消えてる♪
マネ「お疲れ様でした！明日は、新曲のダンスレッスンです。」
「え、まじ？」
そういえば…レッスンやってない。
俺、頑張れ…
気付かれるな…
迷惑掛けるな…
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2020年11月17日 14時
