起床(幼年期) ページ50
智side
晩御飯が出来だした頃…
「ふぇーん」って聞こえた
起きたんだろうけど…泣き声
不安定なのかな
「翔？翔〜？」
翔「ふぇーん」
「どうしたの？」
翔「うわぁ〜ん」
「よしよし、おいで」
泣きじゃくってる翔を抱き上げた時感じた
なんか熱い？熱？
測るか
「翔、熱測ろうな」
翔「やぁっ！」
「じっとして〜」
ﾋﾟﾋﾟｯ
38.2
高いな
「はいはい、終わり」
とりあえずリビングへ連れて行った
まだ泣いてる翔を
和「あら？どうしたの？」
潤「なんか顔赤い？」
雅「熱でちゃった？」
「じっちゃんに迎え来てもらお」
翔「やぁの…びょーいんやらぁ」
「もしもししてもらうだけ」
雅「すぐ来るって」
ガチャ…「智！」
本当にすぐだった
爺「翔？」
翔「じぃじぃ」
爺「べ〜…スーハーして？…ストレスかな？」
「ストレス？この歳で？」
爺「薬は効かん。解熱剤だけ投与する」
「うん」
爺「智、雅紀。お前等は1人じゃない。ワシを頼れ」
「うん」
点滴をするとじっちゃんは帰っていった
ストレス…俺何やってんだろ
俺は学校と部活を休むことを決意した
顧問と担任に連絡をした
当然顧問は怒った
女達が来ないからだ
既読スルーをしてスマホを閉じた
雅「智にぃ、学校どうする？」
「休むよ」
雅「1週間休む？」
「そうだね」
雅「昼間翔ちゃん任せるけど」
「大丈夫」
雅「頼むね」
話終わると次は双子が来た
和「にぃ…翔ちゃん大丈夫？」
潤「顔真っ赤だよ…大丈夫？」
「大丈夫だよ。明日治ってたら遊んでやって」
和「うん！潤君行こ！」
潤「翔は強いもんね!」
2人は元気よく部屋に行った
俺は翔の隣で寝る事にした
翔「ふぇっ…けほけほっ」
「大丈夫大丈夫」
翔「ん〜…」
「大丈夫だよ」
少なからず声をかけてあげるのもひとつの手らしい
↓次の日
翔「にぃ？にぃ」
「翔。起きた？」
翔「おきた」
「朝ごはん食べようか」
翔「ほーくえんは？」
「保育園今日休み」
翔「にぃは？」
「休み」
翔「一緒？」
「一緒」
翔「ほんと？」
「本当」
あぁ、なんて嬉しそうな顔だ
可愛いなぁ
リビングに連れてくと学校に行く2人を見つけた
翔「かーくん、じゅーくん行ってらっしゃい！」
和「はぁ〜！可愛い!すぐ帰ってくるね！」
潤「今日野球休みだから、急いで帰るね！」
雅「ほら、遅刻するよ」
和「そうだそうだ」
和潤「いってきまーす」
雅「これ、朝ご飯ね」
「ありがとう。」
雅「翔ちゃん、行ってくるね」
翔「あいなの！」
可愛いわぁ〜
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2021年4月22日 0時
