お土産(少年期) ページ14
友side
昨日翔の家に泊まらせてもらった。
母さんOKしたんかーい！
俺、帰る気満々だったのに
和さんや、翔に泊まっていきなよなんて言われたら
泊まっちゃうよ
ほんとに美形揃いだよなぁ
「なぁ、翔」
翔「ん？」
「何で俺と一緒に居てくれんの？」
翔「は？何言っての？」
「良いから、答えろよ」
翔は笑ってこう言った
翔「決まってんじゃん！俺の大切な友達だからだよ」
「ってかさ、俺たちの出会いって何だっけ？」
翔「公園でガキ大将的な奴にお前がやられてて、俺がライダーの真似して飛び蹴りして追い払ったのがきっかけ」
「あ〜ライダーキック！とか言って飛び蹴りしてた」
翔「智にぃにめっちゃ怒られたけどな」
そうだそうだw
思い出したw
小さい頃の話とかを色々話してるうちに2人共寝た
朝、アラームの音で起きた
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
「んぁ？あ、朝か」
翔「ん〜！はぁ」
「おはよ。翔」
翔「おはよ」
朝からイケメンだわ此奴
これを学校の女子達が見たら失神するだろうな
翔「なんだよw」
「いや、イケメンだな〜って」
翔「寝惚けてんの？」
「な訳ねぇだろw」
翔「朝飯食おーぜ」
「何から何まですいませんね」
翔「俺しねぇもんw」
「お前に言うんじゃなかった」
↓リビング
翔「おはよう」
「おはようございます」
智「おはよう」
和「よく寝れた？」
雅「朝ごはん出来てるよ」
潤「温かいうちに食べな？」
温かい家庭
俺ん家は、朝母さん居ないし、夜も遅い
飯はいつも1人
母子家庭だし。
妹居るけど、俺の事嫌ってるし
翔「食わねぇの？」
「え、あ、食うよ。頂きます」
翔「頂きま〜す」
智「はい、どうぞ」
良いなぁ…こんな兄弟
俺もこんな兄貴になってみてぇな
一生なれねぇけど
朝飯も食って少しのんびりした頃
時刻は昼前…
あいつも居るし、帰ろうかな。
「翔、俺帰るよ」
翔「え、もう？」
「妹居るし」
翔「…そっか」
「お前苦手だもんな」
翔「うんw」
「大丈夫。俺も嫌いw」
翔「見送るよ」
「良いのにw」
玄関に行くと智さんがでてきた
智「はい、これ」
「クッキー…良いんですか？」
智「家に帰って食べな？」
「ありがとうございます！」
智「また、何時でもおいで」
「何から何までありがとうございました。
すいません、お邪魔しました！」
これ…独り占めはダメだよな
↓家
「ただいま」
母「おかえり」
「彼奴は？」
母「居間よ」
「クッキー食うか？」
妹「よこせ」
「俺の友達の兄さんがくれたの」
妹「ﾁｯ」
「あ？」
妹「雑魚」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シュガーsweet | 作成日時：2021年4月22日 0時
