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35.説明 ページ36

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私は、みんなと一緒にさっきの部屋へと戻った。

私が腕いっぱいに持っている箱を、マチがヒョイッと掴む。



『ありがとう、マチ!』

「フンっ。」



そっぽを向いたマチの頬が少し赤かったのは秘密ね?

もー、可愛いなぁ。



「それ、なに?」

『あ、えと、コルトピさん…しゃなくてコルトピ!んとね、GODIVAぁー。』



私とあまり身長が変わらないコルトピ。

コルトピは、私の言葉に「あぁ」と頷いた。

それから、みんなでチョコを食べ、ゆーっくりとしていた。



「ところで、Aは念のアドバイスをもらいにきたんだったよな?」

『ハッ。そうだった!!』



フランに言われて気が付いたよ…

私の言葉に、シャルは「忘れてたな」と爆笑していた。

ちょっと、笑わないで。

フランの言葉に、だんちょーさんが読んでいた本から顔をあげた。



「…A、繵は。」

『えぇっと、今は十時間ちょっと…?』

「団長、Aはこう言ってるが集中が切れなければ一日でも二日でも出来る。」



マチのフォローが入った。

いや、ね。私の一番の課題は集中力だと思うんだよ。

でもでも!!纒してるときに、マチがすっっっごい話しかけてきたり?パフェ目の前で食べたり?集中切れるんだもん!!

「むっすー。」と私が頬を膨らますと、そんな事はお構いなしにウヴォーに背中を叩かれた。



「すげーじゃねぇか!ま、まだまだだけどな!」

「…A、まず、どんな念能力にしたいのかを考える必要がある。」



「例えば…」と、だんちょーさんはシャルを指さす。



「シャルの念能力は携帯する他人の運命(ブラックボイス)というものだ。」

「俺の能力は、携帯電話とアンテナに俺のオーラを込めて他人に刺すことで、その人間や生物を携帯電話から操ることが可能なんだ。ちなみに、この携帯電話とアンテナは念で作ってないよ。」



え、なにそれ怖い。けど強そう。

そんな私の考えが読めたのか、シャルに微笑みながら「Aが敵対しなきゃ刺さないよ」と言われた。

敵対すれば刺すんだね。怖いね。


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作者名:ふぃあろ・宮夢 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/  
作成日時:2020年11月9日 21時

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