【文スト】太宰さんの妹に転生したのは良いけどチート過ぎない？【転生トリップ】

チートが五人 ページ7

貴方side

太「じゃあせめて、次の仕事は一緒に連れていってよ。邪魔しないからさ。」

『いや、寧ろ邪魔しかしないでしょ。』

安「本当にそうですよ。犯人捜しや失せ物捜査はともかく、
　 人間関係の悶着トラブルに太宰君を連れていっても盛大に延焼するだけです。」

太「私の所為で延焼する人間関係って何か素敵」

安「ほらね」

『うわぁ、クズいね！流石、迷惑噴霧器！』

太「サラっと酷い事を言うの、本当にやめてくれないかい？」

安「太宰君、他人の仕事に頸を突っ込む前に何か趣味を持ったらどうです？
　 自 殺未遂よりもう少し健康的な奴を。」

太「趣味って云ったってさあ、チェスや碁は簡単すぎてつまらないしさ。
　 何かある？」

『運動競技スポーツとかは？』

太「私疲れるの嫌い。」

安「学問は？」

太「面倒だなぁ。」

安「では料理・・・いえ、何でもありません。」

太「そうだ、私新しい水炊き鍋のレシピを開発したのだよ。
　 今度試食してくれないかな？
　 名付けて『超人スタミナ鍋』、食べると何時間走っても疲れない、夢の・・・」

安「絶対に厭です。」

そう言えば安吾はお兄ちゃんのあのやばい料理
食べたことあるんだっけ・・・。
私ゲテモノとか割とイケる方なんだけど
この間作ってもらった卵粥は食べられなかったなぁ・・・。(白目)

織「疲れないのなら、仕事の前には良さそうだな。」

安「・・・織田作さん、それです。
　 貴方が突っ込まないから、太宰君が暴走するんです。」

織「マスター、金槌はあるか？」

マ「ありません。」

織「ないのか。」

太「ないなら仕方ないねぇ。」

安「ああ・・・仕事帰りに早速頭が痛い・・・。」

『私持ってるよ！』

安「何でそんな物持ってるんですか?!」

『んー、なんとなく?』

織「A、その金槌を貸してくれ。」

太「わぁ、織田作に殴られるぅ。
　 これで死ねるかなぁ。」

安「織田作さん、金槌の話は比喩です！
　 本気で後頭部を叩こうとしないでください！
　 あぁ、もう！もう僕はツッコミませんからね!?」

『お疲れ安吾。頭痛薬とか胃薬いる？』

安「頭痛薬は貰います。
　 ですが、その前に僕を疲れさせないでください・・・。
　 織田作さんはともかく、太宰君やAさんは確信犯でしょう。」

だって、安吾を弄るの楽しいんだもん。(´・ω・)

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