Episode.140 口減らし ページ40
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…シガンシナ区といっても結構広いしな、エレンの家を場所は地下室の件でうっすらとは知っているが、確かにこいつを助けた場所とはかなり離れていた気がする。
その話し方からしても、あいつら３人はそれより前からの馴染みだったんだろうし…そういやエレンとミカサは一緒に住んでたとかなんとか…
確かにその中に完璧に溶け込むってのは、無理な話か…
「で…壁内に溢れた民間人の…もう、正式名称忘れちゃったんですが、口減らし作戦の時に…本来私の年齢であれば労働へ回される予定だったのですが…」
「選択肢は、内地へ嫁ぐか…壁の外へ出るかの２択だったんです」
「…また、貴族の好きそうな思考だな」
「それで、勝手に競りだかなんだかが内地で行われたと聞きました。まあ知ったことじゃないですけど」
「…でも、てめぇは訓練兵だったんだろ？」
「はい…私は、壁外へ行く方を選んだのですが…」
「同じく壁外へ行く予定だったアルミンのおじいちゃんが、ハンネスさん…あっと、エレンとミカサを巨人から助けた駐屯兵団の方なんですが…」
「その方に事情を説明して、私をこっそりと労働へ回してくれたんです」
「…労働の後、訓練兵になったってことか」
「そうなりますね」
「…それはまあ、あの反応にもなるのか」
「ああ、さっきの…まあ、競りのお金は私の養育費という名目だったそうなので、今は調査兵団に預けられているかと」
「…マジか」
「恐らくですけどね、エルヴィン団長が多大な寄付金もあることだから…と前に仰っていたので、恐らく調査兵団にあると思いますけど」
「エルヴィンは知ってたのか？ 今の話…」
「ど…こまで知ってたかはちょっと…わからないですね、その事実を知ってるハンネスさんも…もう戦死してしまってますし…」
「…だとしたら、元団長に引き継がれてた可能性はあるな」
「ああ、それあり得ます。だって訓練兵の時の教官って…シャーディス教官でしたし」
「そ…う、なのか？」
「え？ 知らなかったんですか？」
「…いや、てっきり隠居してるもんだと」
「いやぁもう、凄まじい鬼教官ですよ…何回グラウンド走らされたことか…」
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妄想侍(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！本日更新のお話を読んで頂けますと幸いです…！引き続き楽しんで頂けるよう頑張ります！ (10月4日 17時) (
レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 夢主（主人公）は死なずに生きてますでしょうか？ (10月4日 6時) (レス) @page48 id: 98daa3d62c (このIDを非表示/違反報告)
妄想侍(プロフ) - ああさん» コメントありがとうございます！最近更新時間まばらですみません汗。一応ラストまで構想は出来てるので、最後まで更新頑張ります〜！ (10月3日 17時) (レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 更新してくださったのですね！ありがとうございます、、嬉しいばかりです。私この作品が大好きなので更新これからもよろしくおねがいします (10月2日 22時) (レス) @page47 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
妄想侍(プロフ) - さやさん» コメントありがとうございます！わ〜すごく励みになります…！今後も更新頑張ります！ (9月20日 17時) (レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想侍 | 作成日時：2023年9月2日 16時
