銀魂キャラにしてほしいこと【銀魂】【短編集】

お風呂に入ってほしい！【月雄】　メローネ大好き少女さんリク ページ21

貴「あ〜、疲れた〜」

ゆっくりと湯船に浸かる。

もう日付が変わった後で、百華の女達が使っている大浴場は、誰もいなかった。

お湯の気持ちよさと、誰もいない解放感で、思わず鼻唄が出る。

目を閉じて、ぼんやりしたまま鼻唄を歌っていると、誰かが大浴場に入ってきた。

夜の警備をしていた誰かだろう、そう思って、目を開けると

月「いい歌だな」

そこにいたのは、服を脱いだ頭だった。

貴「きゃあーーーーー！！！！！」

深夜にも関わらず、私は大声で叫んでしまった。

甲高い声がお風呂に響いて、自分で叫んでおきながら、耳を塞ぎたくなる。

って、問題はそこじゃなくて、

貴「とうしてあんたがここに！？」

身体をタオルで隠しながら聞く。

月「どうしても何も、ここは俺の家だぜ？」

確かにそうだけど、最近頭は、帰って来ない日が続いていた。

そもそも、男になってから、頭がこの大浴場を使ったことはなかったのに。



いや、わっちが聞いているのは、そういうことではなく、

貴「わっちが入っているのに、何で入ってくるのじゃ！？」

鼻唄を聞いていたなら、絶対に確信犯だ。

思いきり頭を睨むと

月「お前と風呂に入りたかったからに決まってるだろ」

当たり前のようにそう言って、お湯に入ってきた。

余裕の笑みに腹がたつ。

逃げようとしたが、水圧に足をとられて速く動けない。

腕を捕まれ、そのまま抱きしめられる。

直に触れ合う肌に、ビクッとしてしまう。

貴「そういうことをしたいなら、ここは吉原でありんす。現役の遊女達が、大勢待っている」

わっちは、男達の玩具になるのが嫌で、吉原を抜け出して、百華になったのに。

こいつは絶対遊びだと、分かっているのに。

月「遊女じゃだめだ。Aがいいんだ。



いいだろ？」

耳元でささやかれて頷いてしまうわっちは、まだ吉原に縛られているのか。








作「月雄は、性別逆転篇だけのキャラなので、性格、口調がよく分かりません。直してほしいところがあったら、教えてください。
百華についても同じくです」

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