もしもシリーズ ◆ Ｎ ・ ３ ページ38
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「よし、これで問題は解決だな」
１人で納得して またココアを飲み始める妖精。
「あのさ、・・」
「あぁ、オレは二ノ。よろしくね、智」
「うん、よろしく。ていうか何でオレの名前知ってんの？」
「そりゃ〜、妖精だからな。
ちっ、ココア冷めちゃってんじゃん」
こたつに入ってずずーっとココアをすする二ノは、すっかりオレんちに馴染んでる。
「そんなとこ立ってないで智もこたつに入りなよ」
「あぁ、うん・・」
オレんちなのに オレんちなのにぃ〜！
なぜか主導権を握られて、モヤモヤしながらも こたつに入るオレ。
ジッと二ノを見つめてたら
「まだ何か？」
まだ何かどころか、何も分かってないんだけど。
「あのさ、二ノは何しに来たの？」
思い切って、というか 当たり前の事を聞いてみる。
「あ〜〜、そうだね。そこは知っときたいよね(笑)」
そう。そうなんだよ。
それ超大事だから。
すっかり二ノのペースで話が進んでるけど、オレの頭の中はハテナでいっぱいだからね。
すると
「オレにも分かんね〜。でも しばらくココにいるから よろしくね！」
一瞬キラキラキラって
パウダーをまき散らしたような綺麗なウィンクを決めて、にっこり笑う。
その笑顔があまりにも愛らしくて
やっぱり二ノは本物の妖精だなって すんなり受け入れられた。
何より、疲れた体には癒し効果バツグンの笑顔に何も言えない。
はぁ。
もうどうにでもなれ・・だ。
溜め息をついたオレを見かねたのか
「大丈夫、何とかなるよ。
よし、オレがココア入れてやる」
そう言うと、妖精語なのか？
何か分からない言葉で鼻歌を歌いながら キッチンでココアを入れ始めた。
うっとりするような綺麗な歌声が心地いい。
「はいよ」
ことんと置かれたカップからほわほわの湯気。
フゥフゥしながらひと口飲むと
「んめぇ」
今まで飲んだ どのココアよりも美味しかった。
「だろ〜？」
ニコニコ微笑んでる二ノを見てたら、もうどうでもいいかなって
そう思っちゃったんだよね。
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すみれ(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» ウッチーちゃ〜ん (=ﾟωﾟ)ﾉ ありがとう！嬉しいよ。ぐふぐふ笑って、あ〜 面白かったって言ってもらえると妄想して良かった〜と思えるよ。またポコンとお話浮かんだらお付き合いしてね！ (2015年4月5日 15時) (
レス) id: 5d2b02d120 (このIDを非表示/違反報告)
ｳｯﾁｰ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かった！それぞれの心が駄々漏れで。ぐふぐふと、わらいながら読みました。ありがとうございました！ (2015年4月5日 15時) (レス) id: 24099b4af9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 澪ちゃ〜〜ん♪ お久しぶり！大学生になったのね(*^_^*) あの雅紀はヤバかったよね。嵐さんたちのヤキモキした夜会が開催されていたのは間違いないと思う。←や、妄想だから（笑）キャンプ気を付けて頑張っておいで〜。ミント王子もそのうち更新するからぁ( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年4月4日 0時) (レス) id: 5d2b02d120 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - ですけど、落ち着いたときがあればｺﾒﾝﾄしますね(*^o^*)明日からｷｬﾝﾌﾟもあって不安だらけなんですが、何とか頑張ります(´;ω;｀)！ミント王子の続きも楽しみにしてます♪ (2015年4月3日 22時) (レス) id: 42d3dec1d8 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 愛され雅紀ですね〜♪アイバスキーの翔くんにはあのVTRはもやもやしたでしょうね(笑)葉担TOPのにのちゃんもお怒りでしょう←ﾔｷﾓﾁで(笑)結局みんなに愛されすぎてますね(つ∀｀*)笑素敵なお話ありがとうございました!!!大学でﾊﾞﾀﾊﾞﾀなかなかｺﾒﾝﾄできない (2015年4月3日 22時) (レス) id: 42d3dec1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ
| 作成日時：2014年7月6日 12時
