第105話 それは些細な事だった。 ページ33
恵side.
いつものように五条さんに呪術は勿論、体術の特訓をしてもらっていた。
本音を言うと、Aに教えてもらいたい。
我儘を言ってもしAの耳にはいってしまったら嫌われてしまうんじゃないかって。
だから言わないようにしている。
話は少し変わるけど、俺は機嫌が少し悪い。
そもそも人を関わるのが苦手だ。
それなのに五条さんは俺と同い年の女の双子を連れてきた。
枷場 美々子
枷場 菜々子
というらしい。
五条さん、俺が人と関わるの知ってるだろ。
何で知らない奴を連れてきたんだ。
それがストレスでしょうがなかった。
夏油「恵くん、二人をよろしくね。」
「‥はい。」
それが事の始まりだった。
特訓を一回休憩にしてる最中。
五条さんが俺達のためにご褒美としてアイスを買いに行っていて不在。
‥もうそんなガキじゃない。
その時、俺のイライラが爆発した。
本当に些細な事だった。
この二人は自慢のように“夏油様”っていう奴と
“A”のことを話していた。
夏油さんとは何度か会っている。
笑顔は胡散臭いし、最初こそ警戒はしていたけど
悪い人ではなさそうだった。
「A様…？」
菜々子「ふふん！A様と夏油様は私達の親同然なんだから！」
美々子「大切な家族。A様は寂しい時に手繋いでくれる。」
菜々子「一緒に遊びに行ってくれるしね！」
美々子「うん。」
俺と同い年のせいなのか、なんなのか。
中々会えないAに毎日のように会えてる二人が羨ましくて
そこから喧嘩が始まった。
これは完全に俺が悪い。
たぶん“嫉妬”っていうやつだ。
そのタイミングを見計らってなのかは分からない。
黒いパーカーのフードを深く被っていた男がいきなり近くに来た。
不審者かと思ったが、どうやら二人の知り合いだった。
美々子・菜々子「「夏油様！！」」
「夏油さん？」
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莉乃(プロフ) - すごく面白いです〜！！もう、大好きです❤️♥️❤️ (2022年3月6日 9時) (
レス) id: d96deb1772 (このIDを非表示/違反報告)
＃きのこ - 更新頑張ってください('ω')ノ 応援しています。(≧▽≦) (2021年9月24日 8時) (レス) @page34 id: 9d10c1eb18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソフィナ | 作成日時：2021年4月25日 18時
